江田五月活動日誌 2016年2月 >>日程表 ホーム総目次2月目次前へ次へ

2月22日(月) 霞、議員会議前半、人民大会堂、快晴、会議後半、張委員長表敬、瀋団長晩餐会、記者ブリーフ、打ち上げ

 今日は終日、日中議員会議の日程です。7時半に起床して窓外を見ると、雲一つない快晴ですが、やはり靄が掛かったように人民大会堂が霞んで見えました。これから朝食を取り、9時15分にホテルを出発です。

朝の人民大会堂
朝・昼食会場

 9時15分過ぎにホテルを発ち人民大会堂に着くと、日中議員会議会場入り口で中国側の瀋躍々団長らに出迎えられ、旧交を叙しました。9時半から第1セッションが始まり、中国側の瀋団長と日本側の溝手顕正団長がそれぞれ挨拶をして各団員の紹介をし、各団長が初めに日中関係に付き総括的に基調報告をしました。
第1セッション - 出迎え
同 - 全景

 その後、両国の国内情勢、北朝鮮を含むアジア情勢、青少年を含む人文交流などに付き、両国からそれぞれ基調報告があり、自由討議に移って私も、日中関係の歴史的概観、最近のアジア情勢の中での中国の役割、青少年交流の継続と活性化の必要などに付き発言しました。

同 - 発言
同 - 記念写真

 12時に終わり、人民大会堂の見学となりました。湖南省の間では毛沢東と多民族の人々とのタペストリーを見、四川省の間では九寨溝に出会いました。大会議場はさすがに大きく、演壇と1階だけで10,000人収容だそうで、さらに2階、3階と傍聴席などがせり上がっていました。天井も巨大で、周恩来のアイデアが多く入っているそうです。

人民大会堂見学 - 湖南省の間
同 - 毛沢東
同 - 大会議室演壇
同 - 会場
同 - 天井
快晴の故宮

 13時前にホテルに戻り、各自で昼食を取りました。今日の北京は、朝の霞が消えると雲一つない快晴でしたが、やはりちょっと霞んでいる感じが残りました。午後からは薄曇りとなって来ました。これから第2セッションに向かいます。


 14時半から17時まで、第2セッションを行いました。テーマは、日中経済貿易関係、防災減災と環境協力と国家管理で、溝手日本側団長の司会で、各テーマに付き日本側、中国側から各一人ずつ基調報告をし、16時15分からコーヒーブレイクがあった後に、さらに自由発言を続けました。私も、法の支配の関連で若干の発言をしました。

第2セッション - 発言

 16時半過ぎに自由発言を打ち切り、締めくくりとして、中国側の曹衛洲副団長と日本側副団長の私から、両セッションを通じた総括的な発言をして終了しました。

 17時半から1時間弱、全人代常務委員会の張徳江常務委員長と私たち日本側の議員団との会談を行いました。中国側の序列第3位の要人で、まず張委員長から歓迎の言葉を含めた基調挨拶があり、溝手団長、さらに張委員長と溝手団長と、順次言葉を交わして日中間の友好交流や経済や人文関係での関係強化の重要性に付き、認識の一致を確認しました。最後に私から、この4月1日から日本側は新年度になるので、中国側から今年中の訪日があれば歓迎の用意がある旨を述べました。

張常務委員長表敬

 18時から1時間半、瀋団長主催の晩さん会に出席しました。今日は中国では旧暦1月15日の「元宵節」で、お団子を食べるのが習慣だそうで、最後に「四喜団子」が出てきて、満腹になりました。19時半過ぎに人民大会堂を出てホテルに戻り、若干の打ち合わせの後、20時半過ぎから30分ほど、在北京の記者の皆さんに今回の会議の概要を報告し、若干の質疑応答をしました。その後、短時間、皆で打ち上げをしました。

瀋団長晩餐会

2016年2月22日(月)

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