江田五月活動日誌 2015年9月 >>日程表 ホーム総目次9月目次前へ次へ

9月18日(金) 総会・本会議(防衛相問責、議長不信任、首相問責)、三上さん、取材、北岡さん、鴻池委員長問責、延会

 今日は、0時10分から本会議が再開されました。国会の外には、なお大勢の人が残っていました。中谷防衛相に対する問責決議案が議題となり、冒頭に発言時間制限動議が出され、これを記名採決で140対88で可決したのですが、私は不覚にも議場閉鎖に遅れてしまいました。反省。その後、大野元裕さんが趣旨説明をし、藤田幸久さんの賛成討論などの後に、89対133で否決となりました。自民党の討論者の発言内容に異議が出されて、議場で院内交渉が行われて20分ほど議事が中断し、不興を買いました。次は、この間に提出された山崎議長不信任案の処理で、それまで暫時休憩となり、議員宿舎で仮眠しました。

未明の参議院議面前

 9時過ぎに会館事務所に入り、9時半から議員総会に出席しました。今後の展開につき報告があり、私から一言、先日の裁判官出身者の皆さんによる参議院議長に対する申し入れと記者会見につき、注意を喚起しました。10時から本会議に出席しました。山崎議長不信任決議が議題なので、輿石東副議長が議長席に着き、発言時間制限動議を記名採決で148対75で可決しました。民主党はもちろん反対票を投じました。次いで足立信也さんが趣旨説明をし、徳永エリさんの賛成討論などがあり、記名採決の結果、76対141で否決され、11時30分ころに休憩となりました。次は安倍首相問責決議案です。

議員総会 - 全景
同 - 発言

 昼食中に連絡が入り、12時50分から議員総会となりました。13時から本会議で、安倍首相問責決議案が議題となり、まず発言時間制限動議が記名投票で142対87で可決され、民主党・新緑風会の郡司彰会長が趣旨説明を行い、神本美恵子さんの反対討論などがあり、記名投票で89対144で否決されました。賛成の発言はどれも素晴らしく、特に神本さんの討論は、女教師の思いがしっかりと表明され、胸を打つものでした。採決では牛歩を試みるものやそれを携帯で撮る素振りをするものなど、思わぬ悶着の事態もいろいろ起きました。その間に、衆議院では内閣不信任案が、参議院では鴻池特別委員長問責決議案が、それぞれ提出されました。衆議院の内閣不信任案が最優先なので、参議院はしばらく休憩です。

同 - 再開

 14時40分過ぎから議員総会を再開して一連の動きの説明を受け、会館事務所に戻りました。デスクワークをしているところに、三上隆さんが寄られて暫時懇談。その後、若干の取材を受けました。17時前に議員宿舎に戻ろうと思っているところに、北岡和義さんが寄られました。近所に来たからと、心配そうな様子でした。60年や70年の安保闘争を経験している者にとっては、まさに他人事ではありません。その後、夕食を取り、18時過ぎに議員宿舎に戻りました。20時過ぎには国会に戻らなければならないでしょう。

三上さん
取材1
同2
北岡さん

 やがて連絡が入り、20時20分から議員総会が再開されました。郡司彰会長から衆議院本会議の内閣不信任案審議の経過と結果の報告があり、この後の議事につき意識あわせをしました。20時半から本会議に出席しました。まず議長が安保2法案を議題とする旨を述べ、その審議の報告をする鴻池委員長につき問責動議が出されているので、先にこの処理をすることになりました。そこで発言時間制限動議が出され、記名投票の結果、145対90で、趣旨説明が25分、討論が15分という動議が可決されました。

議員総会

 次いで委員長問責決議案の審議となり、小西洋之さんが1時間、趣旨説明をしました。その後、白眞勲さんの賛成討論などがあり、記名投票の結果、89対148で否決されました。そこで23時になり、議長が延会と0時10分再開を宣し、休憩となりました。最後に議員総会で、再開後の方針を確認しました。岡田克也代表も駆けつけ、激励を受けました。いずれの発言も、本当に心に響く素晴らしいものでした。国会外では、雨の中を多くの皆さんが駆けつけて、見守っていました。

国会外
記名投票

2015年9月18日(金)

>>日程表 ホーム総目次9月目次前へ次へ