江田五月活動日誌 2014年3月 >>日程表 ホーム総目次3月目次前へ次へ

3月1日(土) 甲府へ、民主党山梨県連大会、新春の集い、東京へ、歴史方法論、帰岡

 今日は、10時半過ぎに議員宿舎を出て、JR中央線で四谷から新宿に行き、11時半のJR特急で甲府へ。大月の前あたりから雪になりましたが、13時過ぎに甲府に着いた時にはまだ曇り空でした。

甲州路は雪

 13時15分ころ、民主党山梨県総支部連合会第15回定期大会の会場に着き、県連代表の後藤斎さんらに迎えられて、暫時打ち合わせと懇談。10年前の2004年2月の第5回大会にも、私が参加していることを知らされて、びっくりしました。

 14時から開会し、後藤代表の挨拶に続いて、私が党最高顧問として本部を代表して挨拶し、民主党の歴史的使命と安倍政権の危険性を強調しました。続いて来賓を代表して田邉甲州市長と中澤連合山梨会長に挨拶いただき、来賓と出席地方議員の紹介とメッセージ紹介があって、来賓退場で中座しました。そこで暫時休憩し、デスクワーク。大会は予定通り進行し、16時から「党員サポーター新春の集い」となりました。後藤代表の一言挨拶に続いて乾杯から懇談に移り、私も簡単に、一昨日の集団的自衛権問題に関する民主党の見解取りまとめに触れ、民主党の結束を強調した挨拶をしました。その後、懇談の最中でしたが、16時40分に時間切れで中座し、甲府駅へ。

民主党山梨県連大会 - 演壇全景
同 - 挨拶
山梨県連新春の集い - 乾杯
同 - 挨拶

 17時過ぎのJR特急で、新宿へ。さらにJR中央線で、東京へ。駅で夕食を取り、19時過ぎの新幹線で、帰岡。新幹線車中で、先日お会いした小浜正子教授の「口述資料を利用した中國近現代史研究の可能性―山西省孟縣の日本軍性暴力研究をめぐって―」(「東洋史研究」第64巻第2号抜刷)を読みました。社会の最も底辺にいるものに対して生じた歴史がいかに軽視され歪曲され抹消されるか、彼らに生じた歴史を再構築する方法とは何かにつき、示唆に富む論文です。河野談話の再検証が模索されており、いわゆる従軍慰安婦からの聞き取りは、それを裏付ける直接証拠がなく信用できないと論難されていますが、歴史研究の方法論にまで遡って壮大な作業をしようというのなら、それも意味のあることだと思います。その際には、河野談話の価値を棄損しようと意図する皆さんの覚悟も、問われることになります。


2014年3月1日(土)

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