江田五月活動日誌 2013年11月 >>日程表 ホーム総目次11月目次前へ次へ

11月3日(日) 北京快晴、全人代曹さん、昼食懇談、政協、書道展開会式、揮毫会、散策、夕食懇談

 今日は、7時半過ぎに起床。何と窓からの故宮の眺めは、昨日から一転し、快晴で透明! 名誉挽回でした。午前が全国人民代表大会主催の昼食懇談会、午後が政治協商会議との会談と、日程がが続きます。

北京快晴

 10時45分にホテルを出て、11時から1時間ほど、人民大会堂の厦門の間で、全国人民代表大会常務委員会副秘書長の曹衛洲さんらと会談しました。昨年3月22日からの日中議員会議では、私が日本側の団長を務め、曹さんも中国側の一員として参加していました。24日の京都での夕食懇談会に話が及ぶと、携帯に保存してある写真を見せてくれました。13時から1時間ほど、部屋を移して昼食懇談会。

今朝の故宮
全人代曹副秘書長と - 全景
同 - 会談
同 - 記念写真
同 - 昼食懇談
同 - 記念品

 雰囲気は和気藹々でしたが、議論はなかなか熱を帯び、日本での右傾化傾向を強く心配していました。私も半ば同調できますが、日本ではあくまで自由な言論で決着を求めなければならず、そのためにはまず情報公開による市民の間での情報の共有が大切で、また国際関係では不埒者による非違行為があっても、それを包み込めるような民間の友好関係が大切で、青少年、文化、経済、地方と様々な場面での交流を積み重ねることが必要だと強調しました。政治関係を冷え込ませているテーマにつき、直接対話をするのはなかなか大変です。

 13時過ぎから、ホテルで暫時休憩。14時過ぎに出て、政治協商会議に向かいます。

 14時過ぎにホテルを出て、「日中国会議員・公務員書道展北京展」の会場のある全国政治協商会議の建物へ。中国名を「中日議員・公務員書法展」といい、第3回になります。14時半過ぎに着き、まず、展覧会主催団体である中国城郷発展国際交流協会の孫曉郁会長、張小済副会長らと会談して、ご挨拶しました。東京での展覧会の後、ここまで漕ぎ着けるには、関係者の大変なご努力がありました。

書道展 - 水岡さんと私の作品
自見さんと木寺大使
孫会長らと会談

 15時から30分強、開会式に出席しました。司会の中国書法家協会の張傑会長の挨拶があり、私、木寺昌人日本大使、張副会長らの挨拶に続いて、テープカットを行って開会となりました。私は半切の「透明」という作品を出し、張傑さんらと会場内を見てまわり、記念写真もたくさん撮りました。16時ころから、揮毫会が始まり、私が冒頭に「鷹撃長空」と揮毫しました。さらに日本側は自見庄三郎さん、水岡俊一さんと続きました。その後、テレビの短いインタビューも受けました。大勢の観客が駆けつけ、立派な開会式になりました。

開会式 - 会場
同 - 挨拶
同 - テープカット
同 - 会場内
揮毫会
インタビュー

 16時半ころに会場を出て、後海という湖のほとりに開けた散策コースを回ってみました。今日は風があり、連凧をはじめ多くの凧が揚がっていました。17時半から、日中双方の展覧会関係者による夕食懇談会が始まりました。創作中華料理で、乾杯もどんどん進み、書道という共通の文化を基盤とした交流の確かさを実感しました。20時半ころ、別れを惜しみながらお開きとしました。

夕暮れの湖畔
夕食懇談 - 乾杯
同 - 孫さん、張さんと

2013年11月3日(日)

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