江田五月活動日誌 2012年5月 >>日程表 ホーム総目次5月目次前へ次へ

5月2日(水) 仙台へ、牛タン、石巻へ、被災地視察(鹿島JV、門脇小、大和煮、お社、オープンジャパン)、秋保温泉

今日は、妻とともに被災地視察の初日です。9時半に議員宿舎を出て、10時前の新幹線で、仙台へ。12時前に岡崎トミ子さん、石田正士さんと落ち合い、まずは名物の牛タン定食で腹ごしらえ。

12時半過ぎに出て、高速道を乗り継いで、14時前に石巻市の石巻ブロック災害廃棄物処理業務JV事務所に着き、まず佐々木所長の出迎えを受けて挨拶し、宮城県の宮城さんと鹿島建設の射場さんから30分強説明を受け、サイト全域を案内していただきました。廃棄物の状態は様々で、取りあえず搬入した未分別廃棄物の処理から二次処理まで、大変な作業です。ベルトコンベアーによる分別と破砕のラインが稼働寸前で、5基の焼却炉ラインも建設の最終段階です。それにしても市の通常の廃棄物の100年分という量であり、福島原発の放射性物質の混入のないことは確認できるので、ぜひ広域処理の協力をしたいものです。

被災地視察−牛タン定食で 同−鹿島JV事務所で
同−災害廃棄物処理 同−分別破砕ライン
同−焼却炉ライン 同−鯉のぼり

15時過ぎに出て、火災で焼失した門脇小学校へ。途中で、「がんばれ石巻」の看板の前に鯉のぼりの泳ぐサイトに立ち寄り、流れ去った街跡に佇みました。小学校で、旧知の吉村誠司さんと落ち合い、限りなく続く廃棄物の山と所々の墓地の新しい墓石に圧倒されました。さらに移動し、「鯨大和煮」の巨大な横倒しの広告に津波の凄さを実感し、明神社では、お社を中心に津波が渦を巻くのに、松が見事に瓦礫の突入を防いだそうで、ボランティアのお世話で復活したお祭りで、地域の皆さんが無事を喜び合ったとの話に心を打たれました。

同−門脇小 同−新しい墓
同−鯨大和煮 同−明神社

16時半ころ、吉村さんが代表をしている一般社団法人オープンジャパンの皆さんの活動拠点を訪ね、お米を仮設住宅に配る「サンライス元気村プロジェクト」の若い皆さんのミーティングに加わって、貴重なご意見を聞きました。17時過ぎに出て、高速道で仙台に戻る途中で岡崎さんと切り離し、18時半過ぎに秋保温泉の宿舎に到着。大浴場で一風呂浴びて、夕食。21時からはロビーコンサートで、玉野井美都子さんのピアノ伴奏による神谷勝さんのチェロ独奏で、バッハの無伴奏、アルガーの愛の挨拶やサン・サーンスの白鳥などに聞き惚れました。

同−オープンジャパン事務所で 同−サンライス
同−夕食 同−サロンコンサート

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