江田五月活動日誌 2011年7月 >>日程表 ホーム総目次7月目次前へ次へ

7月17日(日) 被災者、葛巻、田老、浄土ヶ浜、帰京

今日は、岩手県雫石町で起床。終日、マイクロバスで移動です。8時前に発って山田町の皆さんの避難先宿舎のホテルに行き、30分弱ですが慰労して懇談しました。最長4ヶ月近くで、やっと仮設住宅に移り住めます。深谷町長がホテル内の行政サービスコーナーを案内してくれました。

避難の皆さん−懇談 同−お元気で
雫石町長 葛巻高原−町長

10時過ぎに葛巻町に着き、お出迎えの鈴木町長と高原の風の中で懇談。続いて、バスに同乗いただいて説明を聞きながら、葛巻高原牧場内のゼロエネルギー住宅、木質バイオマス化発電施設、畜糞バイオマスシステムを視察。さらに移動して葛巻中学校太陽光発電施設を、そして風力発電エコ・ワールド葛巻を視察し、ご一緒に昼食を取りながら懇談しました。乳牛1万頭で人口より多く、電力自給率210%といいます。

同−バイオマス発電 同−風力発電
同−記念写真 混在廃棄物−小本

2時間半かけて海岸まで移動し、15時過ぎから小本地区の分別されていない仮置場と無残な姿の防潮堤を視察し、15時半から30分ほど、宮古市田老地区の津波に洗われた市街地やガレキの仮置場を視察。万里の長城と言われた防潮堤もひとたまりもありませんでした。しかし、住宅地の建築廃棄物は奇麗に片付けられて基礎のみとなり、復興へのスタート地点に立ったと言えます。山本市長、名越副市長にもご同行いただきました。

田老−住宅街跡 同−津波が超えた
同−自動車 奥浄土ヶ浜−景観

その後、16時から30分強、浄土ヶ浜のビジターセンターと奥浄土ヶ浜を視察。工作物には津波の爪あとは歴然としていますが、高僧に極楽浄土の如しと讃えられたのも納得できる奇岩の景観はびくともしていません。自然の偉大さは感動的でした。最後に全員で記念写真を撮り、ぶら下がり取材に応じました。

盛岡駅まで走り、20時半過ぎの新幹線で、帰京。強行軍は連休明けからも続きます。

同−ぶら下がり 同−記念写真

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