江田五月活動日誌 2008年12月 >>日程表 ホーム総目次12月目次前へ次へ

12月18日(木) 見舞記帳、瀬谷元副議長弔問、本多さんら、厚労委採決抗議(与党国対、共産)、シモン・ボリバル、法務

今日は、10時半過ぎに議員宿舎を出て、入院加療中の三笠宮寛仁親王妃信子様のお見舞い記帳をしました。その後、略礼服に着替えて11時過ぎに発ち、熊谷市へ。12時45分に、元参議院副議長の瀬谷英行さんのご自宅に着き、密葬前に焼香をさせていただきました。国鉄労働運動から日本社会党所属の参議院議員となり、6期連続当選で36年間務められました。ご遺族と、私の父との親交等につき、ひとしきり話に花が咲きました。享年89歳。合掌。

瀬谷元副議長弔問−焼香 同−ご遺族と

13時から、本多平直さん、田並胤明さんらと、蕎麦屋で昼食。15時半に議員宿舎に戻って着替え、16時から議長室で打ち合わせ。厚生労働委員会での緊張が続いており、会期末の懸案もあり、綿密な打ち合わせが必要です。17時前に、厚労委員会での採決が行われました。

17時、厚労委員長の岩本司さんが採決の報告に来られました。怒号の中で採決が行われたことは、残念で遺憾ですが、採決自体に瑕疵があって無効だということは出来ません。17時10分、与党国対委員長の鈴木政二さんと風間昶さんが、採決の仕方に抗議し委員会に差し戻すよう申し入れに来られました。17時40分、日本共産党の小池晃さんと井上哲史さんが、採決前の状態に戻すべきだと申し入れに来られました。確かに現下の雇用状況は深刻で、国会が対立に終始して結果を出さないのは賢明とはいえませんが、法案の両院協議会が一度も開かれないという状態では、「議長の手腕」といった議事運営の技術でもつれた糸を解くことは出来ません。さらに18時40分まで、打ち合わせ。

19時から、ベネズエラのイシカワ大使からご案内をいただいていたシモン・ボリバル・ユース・オーケストラの演奏会に出掛けました。同国の国立財団が、主に貧困層の青少年を対象に、音楽への関心を広めるため、全国で25万人ほどに楽器を配りました。そのうち選ばれた200人の若者で構成されるのがこのオーケストラです。まず、ベートーベンのピアノ・バイオリンとチェロのための三重奏曲を聴き、マルタ・アルゲリッチのピアノに感動しました。休憩後は、マーラーの交響曲第1番「巨人」で、弦楽器は椅子から飛び上がる勢い、打楽器は壊れそうなくらい、管楽器は破裂しそうなくらいで、ラテン系の若者のエネルギーの爆発で、1時間の大曲を堪能しました。その後は、聴衆が立ち上がって熱狂的な拍手。遂にアンコールとなり、楽団員がベネズエラ国旗をあしらったジャケットに着替え、楽器を放り上げそうなマンボの爆発的演奏。これが彼らの真骨頂なのでしょう。

21時半過ぎから1時間ほど、法務関係の同僚議員らと懇談し、夜が更けました。

本多さん、田並さんと蕎麦屋で ベネズエラ大使と

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