江田五月活動日誌 2007年1月 >>日程表 ホーム総目次1月目次前へ次へ

1月29日(月) 副議長人事、格差是正PT、代表質問、山村さん、総会

今日は、施政方針演説に対する衆議院の代表質問により、今通常国会の論戦が始まる日です。先週末以来、新聞報道のせいで、どこでも参議院副議長の人選につき尋ねられますが、私は全く関知しておらず、「新聞辞令だ」としか答えようがありません。急がなければなりませんが、角田さんが辞表を出した直後であり、ここで民主党が人事で浮き足立ってはいけません。

11時から1時間弱、民主党の格差是正PTの会合に出席。顧問を菅直人代表代行、座長を三井辨雄さん、事務局長を山井和則さんとして、例えば雇用なら最低賃金引き上げ、福祉なら障害者自立支援法改正、教育なら奨学金拡充、税制なら公的年金控除引き上げというように、格差是正のための緊急措置を法案化して、民主党の取り組みを明らかにしようというものです。昼は、土肥隆一さんと意見交換。

13時から1時間ほど、衆議院本会議を傍聴。冒頭に、愛知和男さんの永年在職表彰と謝辞があり、小沢一郎代表の質問と続き、新進党時代を思い出しました。

小沢代表はまず、政治とは生活なのであって、弱者を支えることこそが大切だという持論を、分かりやすく説きました。その上で、国民生活の現状を的確に描き出し、これに対する政府の無策と民主党の対策を鮮やかに示して、財源にも数字を示して踏み込み、分かり良かったと思います。さらに政治とカネの件では、ご自身の事務所費を含め、すべて領収書まで公表することを提案され、柳沢厚労相の女性発言も取り上げ、論戦の火蓋を切りました。安倍首相の答弁は、声は張り上げても無内容で、予算委員会の議論が待たれます。

山村てるつぐさんと

ちょうどそのころ、参議院側では常任役員会で、副議長人事は輿石東議員会長一任になりました。16時から議員総会がセットされましたが、調整の過程は全く私の耳に入らず、衆議院の代表質問をテレビで見ていた途中で、15時40分ころテロップが流れて参議院幹事長の今泉昭さんとなったことを知りました。朝から私に張り付いていた記者の皆さんが、慌てて飛び出していきました。

14時過ぎ、参院選比例区に民主党公認での出馬が決まった山村てるつぐさんが訪ねてきました。30歳の品川区議ですが、ご尊父は笠岡市在住で、時々議員会館を訪ねてくれていました。健闘を祈ります。

16時から30分ほど、議員総会。輿石議員会長から、角田さんの辞表提出から今泉さんの選考に至る経過と理由の報告があり、後任の幹事長には代理の小川敏夫さんを起用する旨の発表があり、了承されました。緊急時での鮮やかな対処で、良かったと思います。


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