江田五月活動日誌 2006年9月 >>日程表 ホーム総目次9月目次前へ次へ

9月29日(金) 総会、本会議(所信表明)、法務、若林さん、帰岡

懲罰委員長室

今日は、安倍首相の所信表明の日です。午前中は、デスクワークや来客。新内閣発足と副大臣や政務官の任命の他に衆参の委員長の交代があり、マスコミの皆さんの人事異動まで加わって、次々にご挨拶に来られました。私の場合は懲罰委員長で、特に挨拶すべき関係者もないので、気が楽です。民主党の中国ブロック議員の総意で、常任幹事を引き受けることになりました。

13時から、議員総会。輿石会長のご挨拶など通常どおりの議事だけで、15分程度で終わりました。ところが、衆議院本会議が予定より長引いたのか、本会議開会が15分遅くなりました。「ベル調整」と言います。

13時45分から、本会議。所信表明演説は、35分ほどの比較的長いもので、新機軸を出そうと新しい言葉を散りばめていますが、「美しい国」と同じで、内容がはっきりしません。また、片仮名を多用しているのが目立ちます。「アニメや音楽などのコンテンツ、食文化や伝統文化などについて、国際競争力や世界への情報発信力を強化する『日本文化産業戦略』を策定します。」などは、漫画好きが高じたのでしょうか。再チャレンジ支援の取り組みを応援するため、首相による「表彰制度」を設けるそうです。「人生二毛作」もよく分かりません。

「筋肉質の政府」という言葉を使われました。簡素で効率的な政府ということですが、ダイエット人気にあやかろうというのでしょうか。そう言えば、ワシントンポストの「Japan's Future -- and Past」という社説に 「its muscular foreign policy」という表現がありました。安倍首相が進める「筋肉質の外交」は、日本が犯した過去の過ちを認めたうえであれば、諸外国から評価されるが、そうでなければ、近隣諸国との緊張を高め、地域の安全保障に逆行するだろうと主張しています。教育や憲法のくだりも、気になります。

長勢法務大臣

午後も、デスクワークや来客。法務大臣に任命された長勢甚遠さんが来られました。法務行政は、犯罪の増加や刑務所の過剰収容など課題が多く、また司法制度改革の真っ最中で、これらは党派を超えて取り組まなければなりません。しかし共謀罪など、鋭く対立する課題もあります。率直に忌憚なく意見交換することが、何より大切です。

18時から、若林秀樹さんの出版記念会。来夏の参院選の決起集会で、同僚議員や電機連合の現役の皆さんのほか、松前達郎さんや藁科満治さんら先輩の皆さんもお集まりで、大盛況でした。20時前の新幹線で、帰岡。


若林秀樹さんのパーティーで

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