活動日誌 2004年6月 >>日程表 ホーム総目次6月目次前へ次へ

6月5日(土) 総会、本会議(採決)、戦術

参議院議員総会で岡田代表が激励の挨拶

今日は午前0時から議員総会。岡田代表も出席され、民主党が衆参一体となって頑張る姿勢を強調されました。続いて、今泉国対委員長がこれからの方針を提起されました。牛歩的投票行動は取りますが、本格的牛歩はしません。別の戦術があるようです。

0時10分から本会議。20分から、野党の投票が始まり、1時45分終了。衆議院議員の傍聴席には、岡田代表、藤井幹事長をはじめ民主党議員が大勢、傍聴に詰めかけてくれました。津村啓介さんの顔も見えました。101対131で、決議案は否決されました。

その間に、議場で議長不信任案を提出し、事務的に、議院運営委員長、年金未納7大臣、2厚生労働副大臣に対する決議案を提出。合計11本の決議案が提出されました。議長不信任案を最初に取り上げることになるでしょうが、そうすると本岡昭次副議長が議長席に着きます。本岡さんは、議長不信任案の処理が済み次第、散会を宣言します。次の本会議は月曜日になりますが、本岡さんは本会議開会のベルを押しません。そうすると、与党は副議長不信任案を提出するでしょう。その後の議事は事務総長が主宰しますが、野党は事務総長解任決議案を提出。その議事は、最年長議員として田英夫さんが行うことになります。議員に対する不信任はないので、ここで、この詰め将棋は詰んでしまいます。しかし、与党も奸智にかけては負けていませんから、そうは問屋が卸さないことも、充分あり得ます。

3時20分から、議員総会。3時半から本会議です。何が起きるのでしょうか。(03:08)


総会、本会議(散会)、多数横暴(年金処理)、帰岡、住吉さん、街宣、建設s

今日は、3時20分から議員総会。しかし、3時半予定の本会議は、倉田議長不信任決議案の発言時間制限動議の扱いをめぐって、開会がずれこみました。この間に、民主党の従来の戦術で大丈夫か、いろいろ協議しました。

本岡副議長が散会を宣言

4時から議員総会。4時20分から本会議。不信任案の提出を無視して、倉田議長が議長席に着くのではないかとの懸念もあり、緊張しましたが、本岡副議長が議長席に着いて開会を宣言し、直ちに散会を宣言しました。野党議員はすぐに退席しましたが、与党議員と国会職員は議場の中に残っている模様。館内テレビで見ていると、しばらくして倉田議長が議長席に着き、「本岡副議長の散会宣言は無効。議長に対し不信任案と信任案が提出されており、この処理をしなければならないが、議長の身上に関する決議案であり、副議長も事故あると認めるので、仮議長選任の手続きのための、暫時休憩。」と発言していました。

本岡副議長は、何の瑕疵もなく議長席につき、議長の議事整理権に基づき散会を宣言したのであって、これを無効というなら、その根拠を示し、手続きを踏んで無効としなければなりません。倉田議長の発言は、そういう手続きのないまま行われたものなので、散会後の不規則発言と同じで意味のないものです。また、本岡さんの議事運営がどうであろうとも、議長不信任案提出の効力には影響がないので、倉田議長が議事を進行することは出来ません。従って、本会議は休憩とはなっておらず、散会となったとするほかありません。

6時過ぎまで、会派の役員の皆さんの協議に加わって、善後策を検討しました。7時前の新幹線で帰岡。車中で、9時半頃に年金法案が可決の処理をされたとのニュースが飛びこんできました。しかしこれは、正当な開会手続きを踏んでいない本会議での処理であり、無効です。国会の出来事はすべて多数が優先ではありますが、このやり方は多数の横暴です。(09:58)


10時過ぎに岡山駅に着き、玉野市に直行。11時過ぎから、住吉良久県議の女性後援会の皆さんの集会に出席し、30分ほど挨拶。やはり年金法案の顛末を報告しました。さらに12時から10分程度、玉野市で街頭から国会報告。

携帯電話が故障し、アドレス帳がすべて消えてしまいました。午後は、3時間ほど仮眠。19時からと19時45分から、建設関係の皆さんの集まりに顔を出させていただき、ご支援のお願い。21時から、選対幹部の打ち合わせ。さすがに疲労困憊です。


住吉県議の女性後援会で挨拶 玉野市役所前で街宣
建設関係の皆さんに挨拶、その1 同、その2

年金法案の強行可決について(談話)

民主党岡山県連代表 江田 五月

  1. 政府の年金法案は、国民の7割が反対する欠陥商品であり、今国会での性急な処理は慎むべきものであった。

  2. 私たち民主党は、昨日からの本会議において、世論を背景に、許される最大限の努力をし、本日未明の本会議で、議長席に着いた本岡副議長は散会を宣言した。

  3. ところが与党は本日午前、散会後にさらに本会議を開いたと称し、この可決処理をした。

  4. この手続きは、倉田議長が、自らに対して出された不信任決議案を無視して休憩手続きを取ったことを受けたものであり、正規の開会手続きを経ておらず無効である。

  5. 今回の与党の暴挙は、世論に背を向け、小泉首相の日程を優先させたもので、必ず国民の厳しい批判を受けると確信する。

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