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5月9日(日) サンプロ、国の…、菅さん

今日は10時からのテレビ朝日のサンデープロジェクトに出演。

まず、田原総一朗さんと菅代表との討論ですが、田原さんの進行の仕方は、菅さんにちょっと敵対的過ぎると思いました。あれでは、わざと田原さんが悪者になって、菅さんを助けているとの穿った見方も出てきそうです。

私は藤井裕久さんと一緒のコーナーだったのですが、番組の進行上、急遽、菅さんも一緒にテーブルに着くことになりました。そこで、私の発言の機会は少なかったのですが、ごく短く、五つのことを発言しました。

まず、福田官房長官辞任で「やられた」と思ったかという質問に対し、割り込みで、「それもあるけど、内閣の要の官房長官が、自らの不手際で辞任したのですから、本質的には内閣の大失態ですよ。」

次に、田原さんの「明日はシナリオが出来ている」との趣旨の発言に対し、割り込みで、「シナリオなどというものは、断じてありません。真剣勝負の議論をします。」

3点目は3党合意についてで、「私自身は評価しませんが、それよりも問題は、年金改革をどう進めるかということにあり、了承するかしないかで大騒動することが大切なのではありません。」

4点目は年金改革で、「政府案はだめで、国民は怒っています。だから、民主党案の実現のために、民主党は一致結束しなければなりません。」

5点目は3党合意を破棄することについてで、「破棄も一つの選択ですが、そうすると政党政治のルールが大きなダメージを受けます。軽々しく出来ることではありません。」

宿舎に戻って、部屋の片付けやアイロンかけ。昼過ぎから、関係者と会ったり電話連絡したり、記者からの電話取材に応じたり、バタバタしました。16時過ぎに、国のかたち研究所に出かけ、荒井聰さん、阿久津幸彦さんらと協議。夕方の菅さんのテレビ出演を見たりして、19時から1時間半強、国のかたち研究会のメンバーで協議。途中から菅さんも加わりました。終了後、さらに数人で協議し、21時過ぎからやっと、菅さんらと遅い夕食となりました。

菅さんは、今日は出処進退については決断しません。明日ゆっくり起きてから、考えます。問題の深刻さと複雑さは、よく分かっています。


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