活動日誌 2004年12月 >>日程表 ホーム総目次12月目次前へ次へ

12月2日(木) 法務、農済、民主化、国の…、法務委、憲法、決算委、宗教、司法改革議連、社労士、安保

今日は8時から、法務部門会議。衆参の委員会報告などの後、NPO・公益法人PTの副座長を小林千代美さんにお願いし、法務省の担当者から、現在検討中の課題につきヒアリングしました。会社法制の整備、土地の筆界特定制度、人身取引の防止策、少年法等の見直し、監獄法の見直し、人権救済制度です。私から、来年は改正少年法の見直し期限である5年目となるので、忘れないようにと注文を付けました。その後、細川律夫さんと千葉大の岩瀬博太郎教授から、検視や司法解剖など死因究明をめぐる諸問題につきヒアリング。日本の司法解剖など死因解明の制度は極めてお粗末で、多くの変死体が原因究明のないまま葬られている実態を示され、対策を検討することになりました。少年犯罪防止に関する総合的対策の検討を始めることとしました。

10時に、農業共済事業推進大会に出席し、紹介を受けました。11時から、平和構築のための民主化支援議員の会の総会に出席。ノルウェー大使のオーゲ・グルットレさんの話を聞く会ですが、中座。11時半から国のかたち研究会に出席し、中座。12時から、法務委員会。会期末の手続きで、国籍に関する請願などが、すべて保留となりました。

13時から、民主党憲法調査会役員で、衆参の憲法調査会の対応などにつき協議。13時半から15時半まで、決算委員会の傍聴。全大臣出席の総括的質疑で、決算審議の早期化を明確に示すものです。しかし、尾辻厚労大臣の答弁以外は、誠意のかけらもありません。特に、櫻井充さんに対する小泉首相の答弁は、これ以上の詭弁はないと思えるものでした。公設秘書が会社から提供された自動車を使用して政治活動の場所に出向いていても、自動車の提供は政治資金規正法上の寄付に当たらないと言うのです。その理由は、秘書が会社の非常勤役員を兼ねており、兼職禁止に当たる場合でないから、自動車の使用は役員としての行動になるのだというもののようです。確かに些細な論点ですが、だからといって、詭弁で誤魔化してもいいことにはならないでしょう。しかも、昂然と胸を張って答弁するのですから、あきれます。

司法改革推進議員懇談会総会

15時45分から16時15分まで、宗教団体との意見交換会に出席。ご意見を聞かせていただく会で、憲法改正、靖国問題など論点は重要だったのですが、途中出席でお詫びの挨拶だけで中座。

16時半から1時間弱、司法改革推進議員懇談会総会に出席。11月末で推進本部が終了し、いよいよ改革のための法整備が終わって、これから、法科大学院、司法ネット、裁判員制度などすべてにつき、新制度の実現の時期に入ります。そこで、政治の場でも超党派の組織を作ろうということで、議員連盟に改組し、保岡興治さんが会長、私が会長代行に選ばれ、役員選考などに当たることになりました。佐藤幸治教授、梶谷剛日弁連会長らから来賓挨拶をいただきました。

18時半、社会保険労務士会館披露パーティーに出席して挨拶。19時から2時間、1960年当時の学生運動仲間の有志が10余人集まり、忘年会。横路孝弘さんも出席。みな生真面目に生きて、60歳台の半ばになってきました。


2004年12月2日(木) >>日程表 ホーム総目次12月目次前へ次へ