江田五月 活動日誌 2003年3月 >>日程表 ホーム総目次3月目次前へ次へ

3月26日(水) 法務委、人権法案、総会、本会議、出会い系、日鳥連、年金、3C

今日は10時から、法務委員会で予算審議。来年度予算案は、予算委員会で審議されていますが、各省予算については、対応する委員会に審査が委嘱されます。「委嘱審査」と呼び、衆議院の「分科会」に対応するものです。千葉景子さんが、行刑行政につき質問。

11時から、人権擁護法案の野党案作りの実務者会議。自由党の樋高剛さん、社民党の植田至紀さんと私とで協議。政府案、民主党案、社民党案を比較して、論点を整理することから、作業を始めます。

12時から、議員総会。12時半から10分間、本会議。債権譲渡円滑化法改正案と地方交付税法改正案が、可決成立。12時40分から、国対・理事合同会議。13時過ぎから、警察庁の担当者から出会い系サイト規制法案の説明聴取。13時半から、人権擁護法案につき取材。

14時から2時間弱、(財)日本鳥類保護連盟の理事会・評議会に出席。私は理事です。不況の影響もあり、2億円ほどの収入見込みが2割ほど減少し、来年度予算は1億6000万円となりました。まじめに有益な活動をしている公益法人が、活動継続に難渋しています。

16時から1時間、議員年金PT。私は座長で、国会図書館の担当者から、主としてアメリカ、イギリス、フランス、ドイツの国会議員の年金と退職金制度の現状を聞きました。ほとんどの先進国には、一般より有利な議員年金制度があり、その目的は、引退後の所得保障、政治的独立の確保、議員の引退と参入の円滑化だということ。ある年の支出総額に対するその年の現職議員の拠出総額の割合は、イギリスでは2割強、フランスでは1割強。ドイツでは全額国庫負担。日本では、支出総額中の議員拠出の割合が、3割しかないと批判されていますが、これらの国では、もっと少ないことになります。アメリカでは、一人の議員の拠出総額は受け取る年金の2年分に満たないようです。もっともこれらの点については、国民からの批判があるようです。在職10年の場合の給付は、いずれも300万円前後です。退職金は、日本と考え方が違います。

17時から、取材や来客。18時半から、朝日高校3年C組のクラス会。河原昭文さんの日弁連副会長の任期が終わり、岡山に戻るのを肴に、12人で賑やかに飲みました。


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