活動日誌 2003年12月 >>日程表 ホーム総目次12月目次前へ次へ

12月3日(水) 訴追委、江橋さん、憲法、禁煙、稲津さん、佐渡料理

今日は、午前中はデスクワーク。13時に、裁判官訴追委員会の事務局長が来室され、訴追委の現況の説明を聞きました。私は、かつて委員を務めたことがあり、訴追委そのものは分かっています。しかし今回は、庶務小委員も務めることになりました。この小委員制度は新しいもので、例えば勾留中の裁判官に対する訴追請求があった場合などに、訴追委の受命を受けて拘置所に出向き、事情聴取をしたりする役割です。もし仕事があれば、初体験となりますが、ないことを祈ります。

江橋崇 全国江田五月会会長

13時15分、私の後援会、「全国江田五月会」会長の江橋崇教授が訪ねてきました。憲法が専攻で、今後の憲法論議につき意見交換。概略は、次のとおりです。

民主党はマニフェストで、「論憲から創憲への発展」を掲げました。「政権交代の基盤となる憲法」をどう作るかが、これからの憲法論議のテーマとなります。政権交代を担う政治勢力が共通の基盤と認めることの出来る、新しい憲法の内容を探ることです。戦後半世紀を経て、市民の努力により、人権、環境、福祉などさまざまな分野で、憲法的実績が積み重なっています。これを丹念に掘り起こし、論理化することによって、新しい憲法の内容を形作る実績価値が明らかになるはずです。

14時から1時間45分ほど、参議院憲法調査会。9月に参議院から憲法事情調査団が派遣され、コスタリカ、カナダ、国連に行って来ました。そこで、その報告を聞き、若干の質疑をしました。特にコスタリカの非武装憲法は、党派の違いを超えて、共感を呼んでいました。もっとも、それが日本で可能かどうかについては、意見は分かれます。国会議員の外遊は、常に物見遊山ではないのです。

禁煙議連総会で、武見敬三、
小宮山洋子、岩佐恵美さんらと

16時から30分ほど、超党派の禁煙推進議員連盟の総会に出席。たばこ枠組み条約がWHO総会で採択されて半年が経過しましたが、日本政府はまだ、締結はおろか署名の目途も立てていません。あれこれと経過説明をするのですが、説明よりも結果が大切なので、通常国会召集までには署名の目途を立てるよう、強く求めました。たばこ事業法施行規則が改正され、健康被害の表示方法がより厳しくなりますが、これも新製品が出回るのに1年ほどかかりそうです。

17時に、岡山県出身で旧友の稲津英五郎さんが訪ねてくれ、45分ほど、来夏の参院選の相談。強力な助っ人になってくれそうです。18時半から、レコードレンタルの旧友たちと、佐渡料理で盛り上がりました。


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