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7月22日(月) プラティープさん、西日本入管、憲法、若者

今日は10時から2時間弱、タイの上院議員、プラティープ・ウンソンタム・秦さんJANIC(国際協力NGOセンター)の伊藤道雄さん、民際センターの秋尾晃正さんらと羽田孜さん、広中和歌子さんら国会議員との意見交換会に参加。プラティープさんは、スラムの中で子どもたちを支え、NGOの支援で選挙に当選した女性で、私も旧知です。

プラティープさん:「タイには現在、ミャンマーから越境した不法在留者が100万人います。50万人の登録を終えましたが、強制的に追い出しても問題解決にはなりません。孤児など、保護が必要な子どもが2万人います。これからのODAは、ハード面よりも、これらの問題を解決できるソフト面の工夫が必要です。」

JANIC:「南南援助を成功させる必要があります。例えばミャンマーを援助するには、日本からよりタイからの方が効果的です。そこで、日本が資金供与国として仲介の役を果たし、3カ国で話し合いを成立させるのです。」

池田香代子さんからメールが届きました。西日本入管は劣悪で、難民認定申請中のクルド人青年が、自殺を図ったとのこと。早速、13時から小川敏夫さんが質問で取り上げました。さらに、今野東さんが、とりあえず一両日中に現地に駆けつけます。昼は、この件その他で電話連絡に忙殺されました。

15時から1時間半弱、民主党憲法調査会第3作業部会の会議。人権の検討で、6項目に論点を絞り、意欲的な報告をまとめました。

その後、来客が続きました。19時、勤務医で32歳の若者が訪ねてきました。そろそろ人生、後戻りなしの本格スタートを切る年頃です。政治に乗り出すことを考えながら、ヒントを求めてきます。民主党は、彼らの拠り所にならなければなりません。


タイの上院議員、プラティープ・ウンソンタム・秦さんを囲んで
タイの上院議員、プラティープ・ウンソンタム・秦さんを囲んで

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