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7月15日(月) 街宣、候補者調整、あっせん利得、代表選

今日は、7時半から恒例の駅前演説「おはよう730、民主党です!」。宮路厚労副大臣の口利きとあっせん利得処罰法改正を中心に15分ほど話し、8時過ぎの新幹線で上京。

12時前に議員会館に入り、本部の選対事務局の担当者と、岡山県の候補者調整につき、細かな打ち合わせをしました。微妙な時期だけに、関係者間の意思疎通を完璧にしておく必要があります。

その後、倫理選挙特別委理事の小川勝也さんと昼食を食べながら、あっせん利得法改正案の修正協議につき、詰めた打ち合わせをしました。野党の修正要求に対し、与党の譲歩はあまりにも少なすぎ、合意は容易ではありません。午後は、打ち合わせに従い、私の受け持ち分をこなしました。これも微妙な時期だけに、関係者間で不信感が生じないよう、気を使います。

デスクワークをしていると、記者の皆さんが次々に来られました。代表選の取材です。しかし今週は、参議院が重要法案審議の山場に差し掛かって来るので、私も自分の抱えた懸案に全力投球しなければなりません。こちらも微妙な時期です。夜は知人と夕食。



7月16日(火) 利得処罰、役員会、NC、難民、両院総会、触法、菅さん

今日は、11時からあっせん利得処罰法改正の野党協議です。先週12日の修正協議と個別折衝を受けて、野党4会派の改正案提出者と理事懇メンバーが集まり、私が座長役で最終的な決断の協議をしました。

野党の9項目修正提案に対し、与党も最後に修正提案を出してきました。与野党全会派の合意で、付則に3年後の見直し規定を加え、衆議院に戻そうというものです。ゼロ回答から一歩踏み出した努力は評価しますが、この程度では全野党の意見一致を得るのは無理。それに、衆議院段階で併せ議論になっていた政治資金規正法改正には、何も触れられておらず、これで衆議院まで賛成しろというのも無理。結局、修正合意は断念することにしました。

12時から、常任役員会。国会最終盤の対応を協議。私から、あっせん利得修正協議の経緯を報告、了承。郵政4法案につき、修正議決された公社法案に賛成すべきとの意見が出され、会派の役員が党役員と協議することになりました。NC会議で決定した党議は、公社法案の原案賛成、修正案反対で、修正議決された法案には反対ということになっています。

13時過ぎ、参議院憲法調査会事務局。13時半から、国のかたち研究会の打ち合わせ。15時から、NC会議。インターネットで募集した政策提案から7件を採用し、提案者に来て頂き説明を聞きました。タバコのぽい捨て禁止、インターネット投票、不妊治療の保険適用などです。次いで、女性政策と自治体改革政策の中間報告、学力問題についての見解を了承。いずれも力作です。ホームレス自立支援法案と社会保険労務士法改正案を委員長提案することを了承。食品衛生法改正案はなお検討、銀行株式保有制限法改正案は反対と決定。

16時40分、遅れて難民問題小委員会の役員会へ。早急に難民政策の骨子をまとめることにしました。17時から、両院議員総会。代表選実施のための規則などを了承。8月9日までに決定された衆議院候補内定者は、予定者として1ポイントの投票権を認めます。釘宮磐さん提案の、サポーター投票の結果を国会議員等の投票前に開示することは、良い提案だと思ったのですが、認められませんでした。

18時過ぎ、司法と精神医療PTの役員会。国会最終盤の対応策の検討です。19時半、菅幹事長と意見交換。


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