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12月5日(木) 司法書士、年金、法務、更生法、代表選対応、記者懇、会見

今日は8時から、司法書士政治連盟の役員の皆さんと朝食懇談会。司法書士法改正は済みましたが、さらに簡裁の事物管轄や登録免許税などの課題があります。

9時から、地元から市町村職員年金者連盟の坂元丈夫会長らが、年金の物価スライドにつき要請に来られました。9時15分から、法務部門会議。国会最終盤で、衆議院では心神喪失者医療観察法案が、参議院では会社更生法案が、大詰め。戸籍法改正もあります。盗聴法廃止法案につき、私から詳しく説明しました。

10時から12時過ぎまで、法務委員会で会社更生法案の参考人質疑。このころから、代表選をめぐる協議や取材も激しくなり、委員会を時々中座しました。NHKの昼のニュースで、私の活動日誌の書き込みが報道され、「菅さん出馬断念」と波紋を呼びました。菅さんの意欲には、何の変化もありません。ただ、民主党の結束のためには、現状の延長線上で激突選挙をするのでなく、全党の議員が真に新たな心境になり、党を新しいフェイズに移行させることが必要です。そのことを菅さんが問うているのです。それが分からず、「菅は弱気だ。岡田の流れだ。」などと浮き足立つのでは、この党に未来はありません。

13時15分から、法務委員会で会社更生法案の質疑再開。千葉景子さんが質問。13時30分、代表選挙制度検討委員会に出席したのですが、法務委員会の定足数が欠けそうなので、戻りました。やはりこちらが本務です。15時45分、採決。共、社民が反対で、多数で可決しました。

16時から、国のかたち研究会の緊急の集まり。20人程度が集まり、代表選に臨む態度につき協議。全員が発言し、国民の期待にこたえることが何より大切だと、菅さんを励ましました。菅さんは、出馬の構えで岡田克也さんとの話し合いに臨むことを表明。

17時半から両院議員総会で、代表選挙は10日と決定。18時から、平野貞夫さんの出版記念会へ。19時から1時間半、中華料理で記者懇談会。そこに菅さんから、岡田さんとの会談が終わったとの電話連絡が入りました。直ちに合流し、菅さんは路上で、記者の皆さんに、「自分が代表に選ばれれば、岡田さんに幹事長をお願いし、役割分担で党の結束を実現したいと、協力を求めました。しかし合意に至らず、明日再び会談することを約束しました。」と報告。

ところが岡田さんが再会談を断り、22時20分から出馬表明の会見をされました。ドライな対応にびっくりしましたが、私のほうもほってはおけず、23時から記者の皆さんに事情の説明をしました。心を開いた話し合いが出来ず、残念ですが、菅さんも出馬することになると思います。そうでないと民主党は、「市民が主役」の政党からどんどん離れてしまいます。


岡山県市町村職員年金者連盟 坂元会長

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