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10月1日(火) 法科大学院、両院総会、代表選、勝部さん、NC

今日は11時から、法務省の担当者から法科大学院の準備状況を聞きました。司法制度改革審議会意見書の目玉のひとつで、アメリカ型のロースクール制度を導入するものですが、自民党から横槍が入っており、心配していました。どうやら意見書の基本は守られたようです。

一発勝負の司法試験制度は、誰にでも法曹へのチャンスが開かれているという点では、魅力ある制度ですが、現実には、視野の狭い「試験お得意人間」が合格し、豊かな常識や人間性を備えた法曹が育ちにくくなっています。そこで、多方面から人材を得て、時間をかけた人間的接触の中で人を育てようというのが、法科大学院の発想です。また、専門性の高い法曹を育てる意味もあります。細部の制度設計は精査が必要ですが、制度の基本をゆがめてはなりません。

14時から民主党本部で両院議員総会。鳩山・中野体制のスタートを切る総会で、新人事が発表され、組織委員長に川端達夫さん、国民運動委員長に野田佳彦さん、男女共同参画委員長に鎌田さゆりさんが決まりました。意表をつく人選もありましたが、特別の発言はありませんでした。菅さんにマスコミが殺到していたのが目立ちました。

15時前から、小川敏夫さん、阿久津幸彦さんらと、代表選の結果を仔細に点検しました。手許の情報を総合して、得票総数に照らして個々の議員らの投票行動を推測したのですが、人間不信になりそうで、すべて封印しました。

18時半から、参議院鳥取選挙区の補欠選挙に立候補を決意してくれた勝部日出男さんを励ます会に出席。急な集まりでしたが、超満員で、東大三鷹寮の関係者など、勝部さんの友人の多さを示す良い会でした。私も激励挨拶。参議院千葉選挙区で立候補予定の若井康彦さんも駆けつけ、挨拶されました。

NC人事が進行し、ポストを提示された人から、次々に電話で相談が寄せられ、アドバイスをしました。人選は順調に進んでいると思います。


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