2013年9月14日 17:20〜放送

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RSKイブニングニュース「国会報告」 (聞き手:米澤秀敏さん)


○国会報告です。今週は江田さんです。こんばんは。

こんばんは。 お久しぶりです。

○まず明るい話題としまして、今週は東京オリンピックが2020年決まったという話題がありましたね。

良かったですよね。私はちょうど中国に行っていたんですが、一報を聞いてね、ああ良かったなと思いました。ただこれはあんまり浮かれてるわけにいかない。安倍首相がね、原発の汚染水はちゃんとコントロール出来てる、とこう言ったんだから、ところが実際は東電の幹部が、いや実はできていないんですという始末ですから、やっぱりきっちりやらなければいけないです。これは私たちもしっかりチェックしながら、やらせなければいかんと思いますけど、まあ原発の処理大変だと思いますね。

○中国に行ったとおっしゃられましたが。

今この時期中国はなかなか難しんですが、マスコミのOBの皆さんの訪中団がありましてね、十数人ですが、政治家は私だけで、上海、西安、それと北京と1周間行って来ました。
なかなかおもしろい旅で、上海ではテレビ局を見せてもらったり、西安の兵馬俑もありますが、同時に西安が今ハイテク開発区といってね、ものすごい開発をやっているんですよ。そういう状況を見てきたり、北京ではメディア大学、建学して4,50年になるのかな、そこの皆さんと話をしたりね、今のなんて言うのか、現代中国の最先端をしっかり見てきて、中国の関係の皆さんといろんな話をしてきました。

○そういった所をご覧になって、またあと尖閣の国有化1年というタイミングでしたが、これからどういった交流をしていかなければいけないとお感じになられましたか。

尖閣の問題はね、私も日本の政治家で、しかも与党であった時代もあるので、日本の国の立場、歴史的にも法律的にも日本の固有の領土で、領土問題はないんだ、という主張をしなければなりませんが、ただ中国には中国の言い分が無いわけではない。1895年という年が実は、日本は閣議決定であそこを日本の領土にしたと言うんだけれど、中国からしたらアヘン戦争以来外国からどんどん攻められて、日本で日清戦争でという、そういう両方の言い分を今こうだと決めてしまうことが出来るんだろうかと、いうことがあるんで、日本側はそんなことは知りませんと言うんですが、中国側は周恩来さんとか、ケ小平さんとか、この問題は今解決するんじゃなくて、将来に委ねましょう、これは問題を真綿でくるんでおきましょうということだったのに、日本が国有化したといって怒ってる。いや、日本は国有化はそういう意味じゃないんだと言うんですが、私はやっぱり国有化以前の状態になんとか両方で戻してね、そして仲のいい関係をちゃんと作らないと、お互い引っ越すわけにいかない、離婚するわけにもいかないわけですから。そうすると現代中国の様子を見ていると、このまま日中関係が今のように冷え込んでいると、両方にとって損失だと思います。

○秋の国会に入って、今度は消費税の問題がクローズアップされてきます。

消費税は、例の一体改革で、私たちは社会保障ということを言って、消費税をアップなので、消費税アップ分はゼネコンじゃなくて、社会保障で国民生活を支える、これが一番大事だと思います。

○どうもありがとうございました。

ありがとうございました。


2013年9月14日 RSK-TV国会報告

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