2009年10月3日

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第33回全国育樹祭懇談会 江田大会会長あいさつ

平成21年10月3日
於 雲仙九州ホテル

 皆さん、こんばんは。参議院議長の江田五月です。全国育樹祭の大会会長を仰せつかり、今回で3回目となります。

 今晩、皇太子殿下のご臨席を賜り、第33回全国育樹祭の懇談会を開催することができました。多くのご来賓の皆さんにご出席いただき、厚く御礼申し上げます。

 今回の大会テーマは「未来へと 夢をつないで 育てる緑」です。県内の高校生、まつお松尾 よし佳み美さんの作品が選ばれました。このテーマのもと、明日にはいよいよ、緑の少年団をはじめ、県の内外から7000名規模の参加者を集めて、盛大に式典が開催されます。

 会場であるここ島原半島は、今から18年前、普賢岳の火砕流に襲われ、大きな被害を受けました。直後に私もこの地を訪れましたが、その時の衝撃は今でも記憶に新しく、痛ましい限りです。その後、地元の皆さんの懸命な努力で復興を果たし、現在では緑も戻ってきました。皆さんのご尽力に深く敬意を表します。

 長崎県は、多くの島と湾を持ち、海の県のイメージがありますが、温暖な気候により、緑も大変豊かなところです。自然の恵みがいっぱいの、この長崎の地から、緑を守り、育て、次の世代に引き継いでいく取り組みが、全国の人々の間に広がっていくことを願っています。

 本日の懇談会が、ご列席の皆さんにとって実り多いものとなり、明日の式典が天気に恵まれて大きく盛り上がることを心から期待して、ごあいさつといたします。


2009年10月3日

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