2009年9月3日

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社団法人東京青年会議所60周年記念式典
江田参議院議長あいさつ

平成21年9月3日
於 東京ドームシティ

 参議院議長の江田五月でございます。

 東京青年会議所が創立60周年を迎えられ、本日、常陸宮同妃両殿下のご臨席のもと、記念式典が盛大に開催されましたことを、心よりお喜び申し上げます。

 60年前と言えば、日本はまだ戦後の荒廃のまっただ中でした。そんな中にあって、輝かしい崇高な精神をみなぎらせた若い経営者の皆さんが、「新日本の再建は我々青年の仕事だ」と、全国に先駆けて首都東京にJCを立ち上げたのは画期的なことでした。以来、東京JCは多くの有為な人材を輩出しており、設立時の精神が今も脈々と生き続けていると思います。日ごろより、多くの分野に新しい息吹を吹き込んで活動している皆さんに、敬意を表します。

 実は、東京JCには私も浅からぬ縁があります。大学卒業後、裁判官を経て参議院議員となりましたが、民間の経験がないため世間知らずとの批判に反論できず、友人の紹介を受け、やや年を取った新入会員として参加したのです。昭和53年、37歳のときでした。若き経営者の皆さんと遊びも社会活動もご一緒でき、大変に勉強になったことを懐かしく思い出します。

 現在、社会は大きな転換期を迎えています。経済人にも、社会奉仕の精神や国のかたちについての構想力など、経済活動とは一見無縁の営みが強く求められています。こういう時こそ、東京JCの設立趣意書にある、青年の「熱と力」が必要です。これからも、常に足もとを見つめながら、若い情熱と勇気で、世界平和と明るい豊かな社会実現のため、失敗を恐れず大胆な挑戦をしていただくことを期待しています。

 結びに、東京JCのますますのご発展と、ご列席の皆さんの一層のご活躍を心よりお祈りして、ごあいさつといたします。


2009年9月3日

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