2008年11月20日

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尾崎行雄生誕150周年記念の集い 江田参議院議長あいさつ

平成20年11月20日
於 憲政記念館

 参議院議長の江田五月でございます。

 本日、尾崎行雄先生の生誕150周年を記念する集いが、河野洋平会長、森山眞弓理事長をはじめ尾崎行雄記念財団の関係者の皆さんのご尽力により、盛大に開催されることを心よりお喜び申し上げます。

 お話がございましたとおり、残念ながら先週、相馬雪香副会長の訃報に接しました。相馬副会長は、財団の運営に力を尽くされるとともに、難民を助ける会会長として難民支援や対人地雷廃絶などの活動に従事されました。私も、30余年前の初当選以来、しばしばお会いしてご指導を賜りました。加藤シヅエ先生と相馬雪香先生が、「あなたは何も知らないから、MRAでスイスのコーに言って勉強してらっしゃい」と、こんなことを言われて行ってきたようなことを懐かしく思い出しております。これまでのご業績に深く敬意を表し、心よりお悔やみ申し上げます。

 さて、相馬副会長のお父上に当たる尾崎行雄先生は、若くして自由民権運動に身を投じ、議会開設以来63年にわたって議員の席にありました。わが国民主政治における足跡は誰もがよく知るところですが、昨年の夏以来、衆参の議席構成が大きく異なり、民主政治が新しい局面に入っている現在、国会に議席を持つ者の一人として、先生のご功績を改めて振り返る必要を感じています。

 また、尾崎先生は、大正時代から軍縮運動を開始され、第二次大戦前後に世界連邦の建設を唱えられるなど、世界平和の実現にも力を注がれました。世界は今もなお、新たな国際紛争が絶えず、平和への道のりはなお険しいと言わざるを得ませんが、それだけに先生のご慧眼に深く感服し、一層の努力の必要性を痛感しています。

 尾崎行雄記念財団の関係の皆さんには、今後とも積極的な活動をお願いするとともに、財団のますますのご発展をお祈りして、ごあいさつといたします。


2008年11月20日

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