2007年1月13日 RSK-TVの国会報告

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国会報告です。今日は民主党の江田五月さんです。


○(聞き手:近藤季樹さん)今週は江田さんにおいでいただきました。こんばんはといいますか、あけまして…

どうも皆さんあけましておめでとうございます。

○去年を振り返って、新しい政権も始まりましたし、江田さんにとってもいろいろなことがあったようですが、いかがですか。

去年は、前半は議員会長を務めていましたが、まあ任期が来たので、臨時国会から実はなんと懲罰委員長というのをやっています。懲罰というのは、たとえば議員を除名するとかね。だけど実際は、存在をしておる、にらみはきかせる、しかし仕事はない方が良いですよね。しっかりにらみをきかせて懲罰事案がおきないように努めていきたいと思っています。

○そしてその中で安倍政権が9月に…

これはしようがない、国民が作った政権ではないのですけれどね。与党が多数ですから、安倍政権という事になりました。さあ、若い昭和(戦後)生まれの総理大臣というのですが、やっぱり薄いですね。最初のチェックがゆるかったのじゃないかと思いますよ。お友達内閣であったり、年功序列、派閥順送りであったりして、“なんだあれは”というのがなっていますから、ボロが出てくるでしょ、次から次へとね。(このところ閣僚の問題がいろいろ出てきたり…)これは支持率はまだ下げ止まらないと思います、これからもまだ下がっていく。

そんな中で年が明けて、世界が大変になってきましたね。ブッシュ大統領がイラク戦争を間違いだったと認めたので謝るのかと思ったら、何と、もうちょっとやっつけとけばよかったというので増派というのですからね、これは無茶です。それに日本がトコトコ付いていくようなことでは、これはいけません。やっぱりね、世界の平和を作るのが日本の使命ですから。ここはしっかりとブッシュ大統領に対しても意見をするぐらいのことを言わなきゃ。

そしていよいよ通常国会です。この通常国会は私どもはやはり「格差是正国会」。小泉内閣から安倍内閣に続いて、地方が痛みました。それから中小零細企業や農業、こういう弱い産業がずいぶん痛めつけられた。障害者とかお年寄りとか子どもたちとか、こういう人達がもう大変です。いいところはどんどんいいのですが、もう本当に苦しめられているところがいっぱいある。それを直すために格差是正基本法でもひとつ出そうかと言っているのです。これを参議院で我々が政権を取ったら、取らしていただければこの法案を作る。衆議院のほうは多数にならなければできないけれども、その法案を掲げて私たちが政権を取ったらこういう日本にするんだという、これを法案のかたちで見えるようにしていきたい。

参議院選挙はこれは当然岡山。選挙区は、私どもはなかなか良い候補を出したのですよ、比例のほうもいますしね。ぜひ皆さん、楽しみにしていただきたいと思います。

○どうもありがとうございました。


2007年1月13日 RSK-TVの国会報告

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