2000/01/01 新年のあいさつ

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謹賀新年。二十世紀最後の年。二千年紀最初の年。今年もよろしく。

昨年は、小渕政権何でも先送りの年でした。介護、年金、そして最後が、年末のペイオフ解禁。ペイオフについては、いろいろご意見はあると思いますが、大蔵省の護送船団方式をやめて銀行の自己責任体制にするというのは、金融業界も含めた決断だったのです。国際公約でもあります。それを先延ばしし、気の遠くなるような大金を金融機関に注ぎ込んでおいて、さらにそこに政治献金を求めるのは、国民の税金の横流しではありませんか。もちろん国民も、賢くならなければなりません。銀行や大蔵省のすることに、間違いはないというのが幻想なのは、もうよく判っているはずです。

次に、司法制度改革、今年の最大のテーマの一つです。法曹一元と陪・参審の導入が大切。民主党の責任者として、頑張ります。

通常国会は召集されましたが、定数削減のことで押し問答。制度改革の側面と党利党略の側面とが、複雑にからまって、判りにくくなっていますが、自自公というガラス細工の接着剤ですから、突っつき方によっては、小渕さんも解散を選択せざるを得なくなります。だから今、目が離せないのです。

1月21日(金)   


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