========================================================== 2000/12/22         江田五月 Eメールマガジン 創刊準備1号             http://www.eda-jp.com/ ===================================================================== いよいよ江田五月メルマガを発行します。 現在の構想は、週2回刊(火・金、AM9時発行)の予定。 内容は、(1)3行コメント、(2)江田五月の予定表、(3)最新活動日誌です。 創刊号から特別情報サービス準備中! <江田五月の予定> 12月22日〜12月24日の予定 22日・・・<岡山日程> 10時〜12時 支持者訪問 12時30分  NPO団体関係者と懇談 18時30分  宇野学区五月会忘年会 23日・・・<岡山日程> 17時30分  内山労組忘年会 18時     番町文庫五月会忘年会 24日・・・<大阪・東京日程> 結婚式出席(大阪) TVクイズ番組録画収録(東京) <最新活動日誌> 12月17日(日) 弔問、寺田さん・西さんを偲ぶ会、候補者選考委 今日は、我孫子市在住の私の近親者が15日に逝去したので、弔問に出掛けま した。享年96歳で、天寿を全う。構想力が豊かで、進取の気質に富み、最期 まで若々しく啓発されました。中国にほれ込み、トインビーに傾倒し、世界連 邦を理想としていました。通夜、葬儀は近親のみで執り行わせていただき、ご 心配は一切謝絶です。どうぞお許しください。 2時前の新幹線で帰岡。6時から、「寺田明生さんと西信男さんを偲ぶ会」。 お2人のお人柄や亡くなった事情については、報告済みです。偲ぶ会を行うこ とについては、甲論乙駁でしたが、30人ほどが集まってくれ、参加者が皆、 それぞれの思いを語ってくれました。寺田さんはご長男ご一家と末っ子、西さ んはお兄さんが参加してくれました。 8時から2時間、民主党県連の「候補者選考委員会」。一井淳治さんの比例区 公認申請問題を、そろそろ決着させ、衆議院の1、2、3区も、選考を進めな ければなりません。石田選挙の取り組みが、ちょっと遅れているようです。課 題山積です。  ---------------------------------------------------------------------- 12月18日(月)  駅前演説、事務局会議、ブッシュ人事、生田さん、石原さん通夜 今日は、恒例の駅前演説。8時過ぎに岡山駅西口に到着し、先着の石田みえさ んと交代。日銀短観を見ても、再び景気に陰りが出てきたこと、旧来型の景気 対策だけでは効果がなく、構造改革が不可欠なこと、来夏の参院選が極めて重 要なことなどを話しました。 9時半から、事務局会議。日ごろ欠席が多いので、時間をとって12時まで、 政治の動きから、暮、正月の予定まで、話し合いました。アメリカのブッシュ 政権は、コリン・パウエル、コンドリーザ・ライスという黒人コンビを起用。 マイノリティーの重用という点でアメリカに夢や希望を抱く人が増えると思い ます。しかしそれが、めり張りの効き過ぎた脅迫外交になるのか、それとも議 会が勢力拮抗のため、中道指向で行くことになるのかは、まだ読めません。 1時から、支持者の挨拶回り。途中、クラレ労組本部に寄り、1月の倉敷市議 選の生田ひろし予定候補を激励。 7時から、日笠勝之参議院議員の義父に当たられる石原四郎さんの通夜。私と 同じ小学校区の方で、お世話になりました。最終新幹線で上京。 ---------------------------------------------------------------------- 憲法論争について (12/18) 民主党内の揉め事で、ご心配をかけています。 集団的自衛権についての私の見解は、「正しい論憲の姿勢で柔軟に未来を思考 すべきだ」をご覧下さい。鳩山理論とは違います。横路理論は多分私と同じで しょう。しかし私は、ここで論争に参加するつもりはありません。この論争は、 今始まったことではありません。論争があることは事実なのですから、ふたを するつもりはありません。問題は、論争の仕方にあります。 既に今秋、私が事務局長をしている民主党憲法調査会の総会決定に基づいて、 調査会に5つの作業部会を作り、第5部会で議論を始めているのです。そのこ とについては、鳩山代表、横路副代表を含め、党内に誰も異論はないはずです。 個人としてなら「ご勝手に」で結構ですが、党の役職を務めている方々ですか ら、場外論争をされては困ります。 調査会の鹿野会長とも協議の上、論争を適切な場に戻し、党内論議を実りのあ るものに正していきたいと思っています。 ---------------------------------------------------------------------- 12月19日(火)    合唱団、憲法、吉田さん、一燈園、深谷克海さん、大臣折衝 今日は、午前中は宿舎。1時から、「六本木男声合唱団」の練習。例の羽田雄 一郎君と大本七栄さんの結婚式で活躍した合唱団です。明日がディナーショー の本番で、既にチケットも完売ですが、私は練習をさぼってばかりなので、本 当に心配です。明日は80人ぐらい参加しそうなので、困ったら口ぱくぱくで しのぎます。 3時半から、中国新聞の座談会。島根の細田博之さん、山口の安倍晋三さん、 広島の斉藤鉄夫さんの3衆議院議員と私とで、「ITと政治」というテーマで話 し合いました。新年の4日の紙面に載ります。加藤政局、田中康夫選挙などを 見ても、IT抜きに政治も選挙も語れません。選挙法も大きく変えるべきです。 その最中に、鳩山代表と鹿野民主党憲法調査会長との会談がセットされ、私は 同席できないので、ちょっと座談会を抜けさせていただき、鳩山さんと電話で 話をしました。鳩山さんは、私たちの求めたとおり、憲法問題は党の憲法調査 会の議論に委ねることを了解してくれました。 6時から「安全保障研究センター」の忘年会。参議院議員の吉田之久さんが主 宰される会で、今日は宇佐見元同盟会長もご出席下さいました。中座して、7 時過ぎに第一建築サービス(株)関係の「二水会」の懇親会。戦前からある 「一燈園」の縁に繋がる皆さんです。創始者の西田天香さんのご縁で、私の父 は戦争中、神戸で葬儀屋をさせていただき、その時父が、私の妻の父、故・深 谷克海さんの近親者の葬儀を執り行ったのが、赤い糸の始まりです。 http://www.ittoen.or.jpにアクセスしてみて下さい。 夜、宿舎で選挙関係の打ち合わせ。ところで、予算編成の最中です。細川内閣 の時、私も大臣折衝を経験しました。蔵相は藤井裕久さん。実は、官僚の間で 全部調整が出来上がり、大臣は格好を付けさせて貰っただけでした。テレビで 見ていると、緊張感は全くなく、芝居ですね。 --------------------------------------------------------------------- 12月20日(水) NPO委員会、税制・与党案の検討、合唱ディナーショー 今日は、9時から1時間半、民主党NPO委員会の役員会。NPO税制の与党案を 検討しました。 与党案は、NPOに対する寄付金についての特例措置として、3点を採用しまし た。 (1) 個人の寄付金については、特定寄付金の枠で所得控除を認めます。 (2) 法人の寄付金については、一般寄付金と同額で、別枠として損金算入を認 めます(但し特定公益増進法人と競合)。この2点は、民主党案と同じです。 また (3) 相続財産からの寄付については、相続税の課税価格に参入しない措 置を採用します。民主党案では検討項目として残していたものです。これらは 率直に評価します。 以上の措置は、認定NPOにだけ認められます。その認定は、国税庁長官が一定 の基準に基づき行います。民主党案は、第三者機関が行うことにしています。 ただし、厳格な基準が法定されていて、それを機械的に当てはめるだけという ことが明確になっておれば、こだわらなくていいかも知れません。 問題は、認定の基準です。(1) 基本的事項として、情報公開、事業内容、組織 運営、経理、持続性などを上げていますが、特に2年の継続を要件とするのは、 厳しすぎます。さらに (2) 総収入額の内、寄付金総額の占める割合を1/3 以上とすること、 (3) 寄付者、受益者、活動範囲のいずれかが、1市町村を 越えること、(4) 共益活動等が事業活動の半分未満であることの3点について は、趣旨や根拠が不明のものがあり、これではNPO促進税制にならないと思い ます。 民主党案にあるみなし寄付金制度や税額控除制度は採用されていません。民主 党案で削った1万円の足切りは残ったままです。このままでは、NPOの1%く らいしか認定されないのではないかとも言われます。事業収益に対する課税の あり方についても、何も示されていません。 芽を出したということは評価しますが、以上の諸点をNPOの皆さんがどう考え るか、ぜひご意見を伺いたいと思います。 1時から、横浜のインターコンチネンタルホテルで、六本木男声合唱団のディ ナーショー。1時から8時ぎりぎりまで、特訓につぐ特訓。私など日頃練習し ていない者は、ここで何とかしなければ。8時から10時まで本番。さてどう なったのか。その後のカクテルパーティーでの評判が気になりましたが、どう やら何とかなったようで、ホッとしました。 参議院議員 江田五月 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― URL http://www.eda-jp.com/ <毎日本人が書き込み中> Mail satsuki@eda-jp.com <ご意見、ご感想はこちらです> メールマガジンの登録・解除 http://www.eda-jp.com/mm/index.html メールマガジンID 0000055519 『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ ――――――――――――――――――――――――――― 編集 江田事務所