江田五月活動日誌 2014年2月 >>日程表 ホーム総目次2月目次前へ次へ

2月19日(水) 安保等合同総会、合同会議、統治機構調査会(野中さん)、憲法役員会、戦後補償議連、祝賀懇談会

 今日は、10時過ぎに会館事務所に入り、若干のデスクワーク。10時半から1時間強、民主党の安全保障総合調査会と憲法総合調査会の合同総会を開き、安倍首相が目指している集団的自衛権行使を容認する憲法解釈変更への対応などにつき協議しました。12時から短時間、国対・筆頭理事合同会議に出席しました。

安保・憲法調査会合同総会

 13時から15時半過ぎまで、参議院「国の統治機構に関する調査会」に出席し、参考人として元内閣官房長官の野中廣務さんをお呼びし、「議院内閣制における内閣の在り方(内閣の総合調整機能及び国会との関係)」につき意見聴取をし、質疑をしました。野中さんは、2009年の政権交代以降、国政が法廷闘争のような攻撃防御の場と変質して、国会での与野党協調が喪失したことに伴い、内閣にも与野党を包含した国会との合意形成という観点が無くなり、政治過程から重厚さが失われていることに、強い危惧を示されました。さらに質疑に入り、憲法96条先行改正の模索を「せこい」と表現され、安倍首相の憲法解釈変更の動きや靖国神社参拝を語気鋭く論難されました。

統治機構調査会 - 全景
同 - 野中さん

 15時前から30分ほど中座し、民主党憲法総合調査会役員会に出席し、憲法改正国民投票法改正問題を協議しました。15時半に統治機構調査会に戻ると、野中さんが日中関係につき考えを述べておられる最中で、特に尖閣問題につき、日中国交回復当時の田中・周会談や平和友好条約当時のケ・園田会談につき詳細な発言をされました。国会の場で会議録に残る貴重な証言をされたと思います。終了後、個人的にご挨拶をして握手をしました。

憲法総合調査会役員会 - 全景
同 - 発言

 16時から1時間強、民主党「未来に向けて『戦後補償』を考える議員連盟」総会に出席し、神本美恵子事務局長の司会で、冒頭に会長挨拶をして年末の訪韓につき概略の報告をし、参加者がそれぞれ報告をした後に、今後の取り組みにつき協議しました。政府間関係は極めて悪化しており、韓国側の歴史認識に対する態度はかなり固いとみられるので、安倍内閣に関係改善を期待するのは困難と思います。それだけに私たちの役割は重要です。

戦後補償議連

 会館事務所に戻り、17時過ぎから短時間、参議院の国際交流担当職員と、若干の打ち合わせ。さらに、昨年7月23日に来られた丁如霞さんらが、その後の報告に来られました。18時過ぎに議員宿舎に戻って妻をピックし、18時半から3時間ほど、江田事務所関係者で、神田さんの政策秘書試験合格等のお祝いを兼ねて、夕食懇談会を開き、おいしい中華料理と中国酒で時の経つのを忘れました。

丁如霞さんら
神田さん祝賀会等

2014年2月19日(水)

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