江田五月活動日誌 2014年2月 >>日程表 ホーム総目次2月目次前へ次へ

2月8日(土) 雪、郡山へ、施設視察、民主党大会分科会(憲法、エネルギー)、全大会(報告、講演s)

 今日は、朝から大雪で、9時過ぎに羽田雄一郎さんの車に便乗して東京駅へ。9時半過ぎの新幹線で、雪に埋まった郡山へ。11時前に着き、バスで施設視察へ。私は、「ペップキッズこおりやま」班に参加しました。市民が放射能汚染の不安から子どもたちを戸外で遊ばせることが出来ずにいたところ、篤志家の寄付でスーパーの倉庫を改造して室内での遊具が揃った遊び場が出来ました。予約制で、一日に1000人ほどが利用しているそうで、お料理教室、水の代わりにボールを張ったプール、様々な三輪車などのサーキット、子ども用のトランポリンなど、たくさん揃っていて、子どもたちも活発に動き、職員の皆さんも生き生きと働いていました。全国で子どもの戸外の遊びが少なってきている今、他の地域でも取り組む価値がありそうです。

雪の郡山へ
ペップキッズ視察 - 施設内
同 - サーキット
同 - ボールプール
同 - 近藤さんと

 12時半過ぎにお別れし、バスで民主党大会の前段の研修会場へ。13時ころに到着すると、党のマークを形取ったユルキャラに迎えられて受付を済ませ、13時半から分科会に分かれて議論を開始しました。私はまず憲法分科会に出席し、100人を超える参加者を得て前川清成さんの司会で、枝野憲法総合調査会長が挨拶し、小林節教授、巻美矢紀教授と枝野会長で、「立憲主義の重要性」につきパネルデスカッション。小林教授は自民党の憲法改正草案につき、立憲主義を理解していないと一刀両断。巻教授は世界の歴史を鳥瞰し、近代立憲主義の重要性を強調して発議要件緩和や解釈変更による集団的自衛権行使容認は立憲主義の危機だと指摘しました。枝野会長は、集団的自衛権に関する党内合意は必ず得られるとの確信を示し、丁寧な議論を行うことを訴えました。その後、会場から数人が質問や意見を提起し、15時まで活発な議論をしました。

研修会場 - ユルキャラ
同 - 憲法分科会

 暫時休憩し、15時半から17時過ぎまで、エネルギー分科会に出席しました。田嶋要さんの司会で、すべてパワーポイントを使って、直嶋エネルギー総合調査会長、奥野さんと中根さんが、「提言素案」を説明しました。革新的エネルギー・環境戦略を、総論から各論まで広範囲にわたって説明し、例えば省エネでは、日本の建築物の断熱性が欧米と比較して極めて遅れていることなど、これまで知らなかったことが指摘されました。熱エネルギーの活用や化石燃料による発電施設の効率化、小規模分散型エネルギーの採用など、重要な提案がありました。

同 - エネルギー分科会
同 - 分科会報告

 その後、箱弁で夕食。18時から全体研修会で、まず明日が投票日の東京都知事選につき細川候補支援の要請があり、各分科会の報告となり、担当者の都合で急遽私が憲法分科会の報告を5分ほど行い、さらにそれぞれの報告がありました。19時前から、ハウステンボスの澤田秀雄社長の「困った時こそ頑張れる」という経営の極意の話を伺い、海江田代表の挨拶の後に、櫻井政調会長がパワーポイントを使って「民主党の経済政策」を講演しました。経済、財政や社会構造などの特徴を統計を駆使して説明し、コストプッシュでなくデマンドプル型の成長戦略を目指すべきで、そのためには生活支援が最も大切だと強調しました。

同 - 澤田社長講演
同 - 海江田代表挨拶
同 - 櫻井政調会長講演

 20時半ころにお開きとなり、大雪の中、バスで宿泊のホテルへ。忙しい一日でした。


2014年2月8日(土)

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