江田五月活動日誌 2012年6月 >>日程表 ホーム総目次6月目次前へ次へ

6月20日(水)  サウジへ、同国皇太子弔問、政府専用機、サウジ・ジッダへ、弔問、総領事公邸

 今日は、急な出張でサウジアラビア行きです。昨日の閣議で、故ナーイフ・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード同国皇太子弔問のための特派大使に命ぜられ、皇太子殿下の首席随員として同行します。すでに葬儀は終わっており、各国代表が次々に弔問に駆けつけています。

内閣辞令書

10時に議員宿舎を出て、11時過ぎに羽田空港につき、皇太子殿下にご挨拶した後に、11時30分に出発。機材は、今朝野田首相を運んで帰国したばかりの政府専用機です。飛行時間12時間で、17時30分(日本時間23時30分)にリヤド国際空港着。18時30分(同21日0時30分)にチャーター機で発ち、20時にジッダ国際空港着。弔問の後、23時(同21日5時)にチャーター便で発ち、0時30分にリヤド着。21日1時30分(同7時30分)に政府専用機で発ち、明日19時30分羽田空港着の予定です。道中のネット環境は不明で、写真撮影も制約があると思います。

それでは、行ってきます。

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 今日は、11時前に羽田空港貴賓室につき、お見送りの横路衆議院議長らと、暫時懇談。皇太子殿下が到着され、11時15分にご挨拶した後、11時半前に殿下に従ってお見送りの皆さんに挨拶してタラップを上り、政府専用機内に入りました。使用機材はボーイング747で、常に2機が一緒に飛び、航空自衛隊が運航に当たります。私の部屋は個室で、快適です。

宿舎を出発
政府専用機2機・羽田

 昼食を取り、日本時間の14時過ぎから1時間強、外務省担当者による殿下への最新状況説明に、東宮大夫とともに同席し、若干の打合せをしました。なお、私の立場は政府特派大使で、殿下の首席随員は小町東宮大夫が務めます。その後は5時間ほど仮眠とデスクワーク。21時から軽い夕食。現地時間の17時半(日本時間23時半)ころ、リヤドのキング・ハーリド国際空港に着陸。灼熱の太陽は陰り始めていますが、それでも外気は43℃です。遠藤大使の出迎えを受け、貴賓待合ロビーで殿下とともに若干の説明を受け、チャーター機に乗り換えて、18時に発ち、19時半(日本時間21日1時半)に、夜のとばりのおりたジッダのキング・アブドゥルアジズ国際空港に着陸。マシュワル・ビン・マージッド・ジッド県知事、吉田総領事らの出迎えを受けて、車列でアッサラーム宮へ。残念ながら、当地はイスラムの戒律が厳しく、なかなか写真が撮れません。

ジッダの車列
王宮

 20時(日本時間21日2時)前に王宮に着き、大混雑の中でしたが、殿下と私だけは大広間に通されました。殿下とは離ればなれになりましたが、大勢の弔問客とともにしばらく待つと、20時半前になって、サルマン皇太子兼副首相兼国防相がお出ましになり、お一人ずつ弔意を受けられました。殿下の何人か後に、私も握手をしながら英語で政府特派大使として日本国政府と国民の弔意をお伝えしました。18日に皇太子になられたばかりです。退出は40分ころになり、再び車列で移動して迎賓館で暫時休憩し、21時半前に総領事公邸に着きました。これから夕食会です。

サルマン皇太子兼副首相兼国防省
街の夜景

2012年6月20日(水)

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