江田五月活動日誌 2012年11月 >>日程表 ホーム総目次11月目次前へ次へ

11月30日(金) コルデロ上院議長、日系下院議員ら、大使公邸昼食会、日墨協会、カルデロン大統領晩餐会

 今日は、快晴の朝を迎えました。9時半に出て、10時から45分ほど、上院を訪ねました。まず、コルデロ議長を表敬訪問し、30分ほど会談。44歳の若い旧大統領カルデロン派のリーダーで、大統領選の候補争いにも参加し、抜擢されて現職につきました。記念品交換は、私の地元の烏城彫です。その後、新しい上院の議場を案内していただきました。庭では、日本から贈られた陽光桜に出会いました。私が参議院議長時代に穂木を採取した議長公邸のものに違いなく、びっくりしました。

メキシコシティーの朝
コルデロ上院議長表敬−会談
同−記念品交換
同−記念撮影
同−記念撮影
同−陽光の苗

その後、ホテルに帰って、11時過ぎから1時間弱、日系下院議員3人と懇談しました。62歳のヤマモトさんと48歳のナカムラさんはいずれも新大統領ペニャ派の女性で、さらに若い28歳のフジワラ君は新同盟党です。いずれも明らかに日系で、日本への愛着は持っていますが、先祖のことははっきりしません。活躍を期待します。

日系下院議員と懇談

ホテルを出て、12時半から14時まで、大使公邸で、日本人と日系人との昼食懇談会を行いました。日系の皆さんは、日墨協会の役員のほか岡山県人会では会長で医師のアカキさんとプエブラ日墨協会会長のオノさんが来てくれました。お二人とも、古文書となった祖父の戸籍謄本やパスポートをお持ちで、見ると本籍が「岡山縣児島郡」と記載されていました。日本人はみな、当地で働いている皆さん方です。

日本人らと昼食懇談−記念写真
同−食材のサボテン
同−岡山県人会とテキーラ

その後、15時から1時間強、日墨協会を訪ねました。ラテンアメリカの中で日系移民はペルーやブラジルが有名ですが、榎本武揚が企画したメキシコ植民団の方が起源は早く、今も1万6000人ほどいるそうです。戦争中に没収された資産の返還金を基金として土地を求め、マンガ図書館や日本庭園、テニスコートやプール、日本語教室やレストランもお持ちで、活発な活動を続けています。亡くなられた皆さんの記念碑があり、花束を捧げました。さらに記念の署名をして懇談に移り、資料などを見せていただきました。

日墨協会−まんが図書館
同−先没者の碑に献花
同−記念写真
 
同−記念署名
同−懇談

超交通渋滞で、17時半前にホテルに着き、デスクワーク。18時過ぎに出てバスに乗り換え、明日で退任となるカルデロン大統領主催の晩餐会に出席するため、19時半過ぎに国立宮殿に到着。厳重な警戒の中、大広間に入りましたが、参加者と挨拶を交わしながら待ち続け、20時の予定が21時になってやっと大統領一行が到着し、私も短く言葉を交わすことが出来ました。まず大統領の格調高い挨拶があり、ただちに夕食となり、デザートに入ったところで余興が始まり、民族舞踊と楽団演奏が続き、終了は23時となりました。

同―大統領と
カルデロン大統領主催晩餐会―宮殿外観
同―着席
同―民族舞踊
同―楽団演奏

(30日 15:12)



2012年11月30日(金)

>>日程表 ホーム総目次11月目次前へ次へ