江田五月活動日誌 2011年3月 >>日程表 ホーム総目次3月目次前へ次へ

3月12日(土) 仮眠、対策本部s、黒岩政務官、待機、原発事象、対策本部s

8時半から1時間ほど、首相官邸で、緊急災害対策本部会議に続けて原子力災害対策本部会議を行い、情報を共有して対策を立てました。菅首相は6時ころに自衛隊のヘリコプターで現地に視察に行き、枝野官房長官が代理を務めました。大惨事の状況が次々と報告されましたが、まだ序の口であることが後に分かりました。

大臣室−仮眠 同−夜が明けて
同−黒岩政務官

その後、法務大臣室に戻り、黒岩政務官と、海外からの緊急援助隊の入国手続きを最大限簡素な手続きに留めることなどを、打ち合わせ。11時半から1時間ほど、再び首相官邸で、2つの対策本部会議を行いました。視察から戻った菅首相が、現地の状況を生々しく報告され、三陸沿岸の自治体が壊滅しているおそれなどが報告されました。

その後は、暫時議員宿舎に戻って若干の片づけをし、17時前から再び大臣室に戻って、連絡を受けて打ち合わせやデスクワークなど。現在、福島原発の状況を心配しながら、次の対策本部会合の連絡を待っているところです。(19:30)


テレビでは、20時半過ぎからの記者会見で、まず菅首相が力強く救助の決意を述べ、続いて枝野官房長官が原発の事象につき、格納容器の損傷ではなく建屋の壁が崩壊したとの説明をしました。根拠も納得できるものだったので、ホッとしました。

21時半から1時間ほど首相官邸で、緊急災害対策本部会合と原子力災害対策本部の各会議を行いました。まず菅首相が決意を込めた挨拶を行い、関係閣僚が次々に状況説明をして細かな打合せも行いました。歯車がきれいに噛み合うようになって来ており、これまでに3000名もの孤立した人々を救出しました。さらに、激甚災害指定などにつき持ち回りで閣議決定し、菅首相からは、自衛隊の皆さんに孤立した人々の救出に当たることなどの指示がありました。


未曾有の大地震に被災された皆さまに、心からお見舞いを申し上げます。
政府も私も、まずは救援と生活支援に、全力を挙げて取り組みます。
この災害は、私たちの経済や社会から暮らしや考え方まで、大きな影響を与えるでしょう。
惨禍を最小限に留め、最大限の教訓を得るため、みんなで力を合わせましょう。


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