江田五月活動日誌 2007年2月 >>日程表 ホーム総目次2月目次前へ次へ

2月7日(水) 法務、合同会議、衆院予算委

今日は8時から、法務部門会議に出席。NC担当の平岡秀夫さんが挨拶に続いて、弁護士らに「密告」を義務付けるゲートキーパー法案の立案状況を報告。専門士業が大幅に適用除外となりそうですが、まだ予断を許しません。また、共謀罪の修正検討状況も報告されました。次いで、最高裁と法務省の担当者から、裁判員制度の啓発企画に関して起きた不適切募集につき、報告を受けて質疑をしました。詳細な資料も付けていますが、さらに精査します。9時20分、終了。その後はデスクワークや来客応対。

12時から、国対・理事合同会議。衆議院は正常化し、予算委員会での少子化問題の審議が始まりました。参議院でも同様の審議を行うことにより、正常化しようという野党の提案につき、与党は、既に衆議院で本予算の審議が始まったので、これが参議院に送付されてから審議をすべきだと、渋っているようです。ちょっと分かりにくい議論ですが、要は与党は、柳沢発言の参議院での質疑に時間を費やしたくないのです。しかし、衆議院予算委員会の質疑開始に当たって予算委員長が設定した議題は、本予算ではないので、補正予算の補充質疑としか理解できません。それなら、参議院でも同様の補充質疑を行うのが筋です。国会対策の議論は、このような重箱の隅を突くような些事を巡って、延々と行われます。これも決して軽視できない議会運営の攻防なのです。

午後は、衆議院予算委員会の質疑をテレビで見ながら、デスクワーク。枝野幸男さん、高井美穂さん、川内博史さん、小宮山洋子さんが、胸のすくような質疑をしました。柳沢さんは、決して悪人ではないのですが、やはり古き良き時代を生きてきた人で、問題の所在が十分理解できていないようです。救貧行政ならいざ知らず、現代の厚生行政には向いていないようです。


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