活動日誌 2005年2月 >>日程表 ホーム総目次2月目次前へ次へ

2月23日(水) 副首都、禁煙、人権、合同会議、参院定数、難波さん、QT、司法書士、佐々木さん、中村紘子さん

今日は9時半から、石井一さんとお会いし、「日本再生、副首都プロジェクト」のお話を伺いました。東京に国家機能が一極集中した日本は、非常に脆弱になっています。直下型地震などの危機に備えて、関西に副首都の機能を有するゾーンを作ろうというもので、傾聴に値します。

禁煙推進議員連盟総会

10時から1時間弱、禁煙推進議員連盟総会に出席。事務局長の小宮山洋子さんの司会で、会長の綿貫民輔さんの挨拶の後、外務省、財務省、厚労省の担当者から、タバコ枠組条約の現状と日本の対応につきヒアリングをしました。

11時から30分ほど、人権侵害救済制度のあり方につき、与党の懇談会の古賀誠会長と二階俊博さん、民主党幹事長で部落解放推進委員会委員長の川端達夫さん、人権侵害救済法PT座長の私と事務局長の堀込征雄さんが集まり、意見交換しました。まず、人権救済制度を作らなければならないという認識では、みな一致しました。その上で、与党が考え方をまとめて政府に法案提出を求めているとの説明がなされました。そこで、今の段階で与党と民主党が合意をして政府に注文することはせず、民主党としては、政府の法案提出を待って、これを検討して態度をまとめると申し上げました。新しい政府案が報道されているとおりだとすれば、民主党が既にまとめている法案大綱との違いは大きく、賛成できません。法案審議の段階に入って、独立性、実効性などにつき将来展望を見出せる合意が得られるかどうか、真剣な努力を傾けることになります。

12時から、国対・理事合同会議。衆議院での予算審議が最終盤になり、参議院も次第に緊張感が漂ってきています。13時から1時間弱、議員総会で、参院選定数是正に関する意見交換会。第3回目で、現段階での意見はほぼ出尽くしているので、最後に私が発言し、意見交換会自体は当分休止とすることにしました。最高裁が憲法判断の最終審であり、国会はこれに従わなければなりません。一票等価が憲法上の要請で、現状は是正のための真剣な努力をしなければ違憲とされる可能性が高いというのですから、民主党としては、見識ある是正案を提案しなければなりません。最高裁判決は、細かく見れば、選挙区を都道府県単位とすることは憲法上の要請ではなく、法律事項だとしているので、ここに解決の糸口がありそうです。

難波奨二JPU書記長

JPU(日本郵政公社労組)の難波書記長が訪ねてこられました。岡山県の出身で、時々寄ってくれます。郵政改革をめぐって、もっとも忙しい人のひとりです。その後、若干の挨拶まわり。

16時から45分間、国家基本政策委員会両院合同審査会、つまり党首討論に出席。テーマは、定率減税、日米安全保障協力、年金改革です。岡田代表は、言葉を選びながら誠意を持って小泉首相に真剣な対応を求めました。小泉首相の相変わらずのはぐらかしが、浮き彫りになったと思います。(会議録

17時から、日本司法書士政治連盟の山口会長と、ADR代理権などをめぐって意見交換。18時から、佐々木秀典さんを励ます会に出席。

19時から、妻と共に、中村紘子さんのチャリティーコンサートを楽しみました。インド洋大津波と新潟中越大地震の被災者支援の公演です。前半は、被災した子どもたちのため、モーツァルト、ベートーベン、ショパン、メンデルスゾーン、スクリャービンの子どものときの作品を、紘子さんの軽妙なお話を交えて楽しみました。モーツァルトは5歳の、ショパンは7歳の時の作品が、それぞれ、誰の真似でもない自分自身の個性をもったものになっているのに、感激。

後半の始まる前に、皇后陛下がお越しになり、全員立ち上がって拍手で歓迎。後半は、ベートーベンのテンぺスト、ショパンの葬送、その後は元気で愉快な小品。すばらしい演奏を堪能しました。


2005年2月23日(水) >>日程表 ホーム総目次2月目次前へ次へ