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2月17日(木) 法務、ユニセフ、視察(川越刑務所、清心寮)、アピール21

今日は8時から、法務部門会議に出席し、法務省担当者から、不動産登記法等改正案につきヒアリング。筆界特定制度や司法書士と土地家屋調査士のADR代理権などです。

8時40分から1時間弱、法務、外国人の人権・国籍PT、人身売買禁止法検討PTの合同会議で、国連児童基金(ユニセフ)駐日事務所代表の浦元義照さんから、東南アジアの人身売買や大津波被害の実情などにつきヒアリング。トラフィッキングについては、日本人の関わりも大きく、対策を急がなければなりません。

川越少年刑務所の視察
更生保護法人清心寮の視察

12時にバスで議員会館を発って、民主党行刑施設等一斉視察行動に参加しました。今日の参加者は、法務NC大臣の簗瀬進さん、NC公安委員長の円より子さんをはじめ国会議員が15人ほどで、まず13時過ぎから、川越少年刑務所を視察しました。少年刑務所という名前がついてはいますが、実際には、1,739人の収容人員のうち20歳未満は30人、少年時に実刑の言い渡しを受けた不定期刑の受刑者は70人。大多数は成人で、少年刑務所も通常の刑務所なのです。ただし、少年刑務所以外に少年を収容していることはありません。収容定員は1,551人ですから、ここも過収容です。

性犯罪者に対して行われている矯正プログラムにつき、時間を取って説明を聞きました。180人の対象者のうち、16人に対して行われただけで、最大の障害はマンパワー不足とのこと。政治の責任です。

16時前から、さいたま市の更生保護法人、清心寮の視察。定数20人で、多数は保護観察の対象者ですが、更生緊急保護の対象者もいます。設置時には、地元との軋轢もあったようですが、いまは良好。しかしやはり、就職先を探すのに大変苦労しているようです。最大の障害は、予算とのこと。これも政治の責任です。

帰りが遅くなり、最寄りのJRの駅から埼京線に乗り換えて、議員会館へ。19時から1時間ほど、NTT労組の有志で立ち上げた「アピール21」の設立レセプションに出席。菅直人さんが、民主党を代表して挨拶し、私も情報通信政策議員懇談会のメンバーとして紹介されました。


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