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9月2日(木) 政治問題研究会、大阪挨拶まわり、高潮被害

政治問題研究会で講演

今日は8時半から、白鳥令さんの主宰される「政治問題研究会」で、マスコミの大先輩の皆さんに「政局所感」とのテーマで講演をさせていただきました。朝食後、まず私が30分ほど話をし、その後30分ほど質疑応答です。参院選の総括、政権交代への道筋、議員会長の役割、岡田新体制の課題などですが、質問は党の結束がどうなるかに集中しました。

10時に会場を出て、10時半の新幹線で新大阪へ。昼過ぎから、若干の挨拶まわり。やはり大阪は大都会で、なかなか能率が上がりません。夜は知人と夕食。

台風16号で、全国で大きな被害が出ています。岡山県の被害も大きく、特に大潮と満潮などの悪条件がすべて重なったため、高潮被害が大変です。床上、床下を合わせると、浸水は5000戸を越えました。しかも海水なので、電気系統への打撃がひどい模様です。操業が止まったままの工場もあります。地元のスタッフが復旧の手伝いをしており、私自身も明日は現地に行きたいと思っています。国の支援が必要です。


政治問題研究会レジュメ

第1.参院選の結果−4分の1の政権交代

  1. 年金 ―― 国民一人ひとりが、自分の体験で、年金問題を実感している。同時に、「若者に夢の持てる年金を」との声。
  2. イラク ―― 小泉首相の多国籍軍参加決定に対する不安。
  3. 地方分権 ―― 首長さんたちの自民離反、面従腹背。
  4. 農業 ―― 農協の面従腹背。
  5. 結果 ―― 50:49(民主:自民) 19:15(比例民主:自民) 61:60(野党:与党)

第2.議員会長就任

  1. 経過説明。
  2. 議員会長の役割。自民党青木会長のカウンターパート。民主党役員会の構成メンバー。
  3. 参議院の野党性。衆参でも党内でも。

第3.岡田体制

  1. 経過説明。
  2. ふまじめときまじめ、限界。
  3. 推薦人になった理由 ―― 多様性と結束。シニア議員の役割。
  4. 未消化部分の扱い ―― ルールによる処理。

第4.政権交代の時期

  1. 岡田代表の任期と人気。
  2. 小泉首相の任期と賞味期限。
  3. 2年が勝負 ―― 小泉内閣を解散総選挙に追い込む。
  4. 出来なければ、国民の政治離れが一層進む。
  5. 国民の中に、静かに育っている新しい担い手。

第5.民主党の課題

  1. 民主党が、取り敢えずは終の棲家 ―― また壊したら、国民の信頼は壊滅。
  2. 党改革 ―― 代表のリーダーシップ。
  3. 若手の成長 ――頭でっかち。
  4. 外交安保、憲法。
  5. 創憲の考え方 ―― 特に9条をめぐって、核廃絶や軍縮も大切。

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