活動日誌 2004年11月 >>日程表 ホーム総目次11月目次前へ次へ

11月25日(木) 法務s、国の…、全建総連、日弁連、池田さん、司法改革、小宮山さん

今日は8時から、法務部門会議に出席。まず、国会の動きにつき報告があり、次いで8時半まで、法務総合研究所の担当者から、今日発売の今年版犯罪白書につきヒアリング。昨年は、犯罪の認知件数が若干減り検挙件数が増えたので、検挙率は上がりましたが、刑法犯全体では41.3%と低く、窃盗を除く一般刑法犯では38.7%で、低下傾向が続いています。処遇面では、依然として刑務所の過収容が続いており、深刻です。

8時半から30分間、新司法試験と法科大学院につき、宮澤節生教授、四宮啓教授、須網隆夫教授からヒアリング。みな、法科大学院の教員です。多様な学問的・社会的背景を有する学生を受け入れ、専門教育により質の高い法曹を養成しようという理想が、新司法試験の制度設計により歪められる恐れがあることが、強く指摘されました。

9時から30分強、法務部門・内閣部門・人権消費者問題調査会合同会議。山崎公士教授から、人権救済制度と国内人権機関につきヒアリング。内閣提出の人権擁護法案が廃案になった後、民間の有志から、人権侵害救済法案が提案されています。独立性と実効性のある機能的な人権救済機関の設置が急がれます。

今日は法務委員会が開かれましたが、私は櫻井充さんと交代し、オフでした。11時半から、国のかたち研究会。菅直人さんが、昨日の会のお礼と若干の報告。米軍の再編や靖国問題などが取り上げられました。

13時前に、全建総連の皆さんの「生活危機突破中央総決起大会」に顔を出し、すぐに失礼。14時半から1時間半弱、日弁連の担当者に来ていただき、刑法改正案につき意見交換。質問準備です。専門家的には問題点の多い改正案ですが、国民の正義感情に支えられていなければ刑事司法は成り立たず、法定刑の引き上げ自体は認めるつもりです。

16時過ぎ、イラクからの自衛隊撤退を求めるシール運動をしている池田香代子さんらが来られ、小川敏夫さんも交えて意見交換しました。松岡徹さんと、刑法改正案の質疑につき打ち合わせ。来客や地元との電話連絡など。

16時半から1時間、司法制度改革推進議員懇談会の幹事会に出席。3年前になるでしょうか、超党派で立ち上げたのですが、休眠状態だったのを、再開しようということになり、会長の保岡興治さんらと調整して、やっと幹事会に漕ぎ付けました。私が民主党を代表して挨拶。議員連盟とし、全ての政党に呼び掛け、12月2日に総会を開くことなどを決めました。推進本部解散後の改革実施に、政治の側からも関わっていこうというものです。18時半に、「小宮山洋子さんと元気な日本を作る会」へ。大盛会でした。


市民の意見投票 司法制度改革推進議懇幹事会
 

2004年11月25日(木) >>日程表 ホーム総目次11月目次前へ次へ