江田五月 活動日誌 2003年7月 >>日程表 ホーム総目次7月目次前へ次へ

7月4日(金) 調査士、ネット、GID、シンポ、ET、取材、21世紀臨調

今日は来客デーです。まず10時半、土地家屋調査士の知人が訪ねてきて、地積図のオンライン化の話などを聞きました。

13時から、インターネットの弊害につき週刊誌の取材。私の経験を話しました。掲示板荒らしが、品性を欠くくらいならまだしも、名誉毀損に該当する場合もあります。また、悪質な書き込み満載のサイトも見られます。法律で規制しようとしても、技術的に困難です。ネット技術の光を使いこなし、陰のささやきに打ち勝つことが出来るかどうか。最後は、ネット時代にふさわしい成熟度を持った市民がどう育つかにかかるように思います。

14時から、性同一性障害者(GID)のうち、「子ども要件」に批判的なみなさんの要望を、改めて伺いました。民主党は、参議院法務委員長提案の法案に賛成ですが、次の内閣で決定した民主党案では、「子ども要件」を除外しています。無い方がよいと思っているのですが、これは報道されていません。野党のメッセージは、なかなか国民に伝わりません。

14時半から、党本部スタッフと、8日に行われる公益法人改革シンポジウムでの私の説明につき、打ち合わせ。15時から、駐インドネシア公使に任命された旭英昭さん。東ティモール(ET)の日本大使館立ち上げを担当されます。16時から、取材。細川内閣から10年の感想を話せということ。選挙による政権交代を日本で実現するため、この10年は試行錯誤の連続でした。前半の5年は失敗の連続でしたが、後半の5年は民主党の誕生と成長の過程だったと思います。これからが正念場です。

17時から、「新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)」新発足懇親会。細川内閣成立に大きな役割を果たした民間政治臨調は、亀井正夫さんのご逝去により休眠していましたが、新たに佐々木毅東大学長が会長となって、「脱官僚、脱無党派、脱中央集権」を旗印に、新発足となりました。顔ぶれは、前回以上に多彩です。特に、「改革派知事」の参加は新鮮です。今日の政治家挨拶は、小泉首相と岡田幹事長でしたが、民主党への叱咤激励を期待します。

20時前の新幹線で帰岡。


性同一性障害をかかえる人々が、普通にくらせる社会をめざす会の皆さん

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