江田五月 活動日誌 2002年11月28日 >>日程表 ホーム総目次11月目次前へ次へ


11月28日(木) 心神、法務、質問(法科大学院)、全印刷、建労、海野さん

今日は8時から、司法と精神医療の連携に関するPTで、現場で精神医療に携わっている全国自治体病院協議会、日本精神神経学会、日本精神保健福祉士協会の皆さんから、心神喪失者処遇法案についてヒアリング。自民党提案の修正案についても、皆こぞって反対です。

9時から法務部門会議。定例の議題のほか、成年年齢引き下げ法案、盗聴法廃止法案を了承し、死刑臨調設置法案の議員立法登録を了承しました。次いで、名古屋刑務所事件につき法務省から説明聴取。

法務委員会質疑

10時から、昼休みをはさんで15時10分まで、法務委員会。法科大学院関係2法案につき、私が50分、鈴木寛さんが40分、質問をしました。私は、名古屋事件に触れた後、(1)司法制度改革関連の具体的提案は、すべて改革全体の目標を達成するためのパーツなのだから、法科大学院の教育も、例えば行政訴訟改革の趣旨に合致する必要があり、全体として国民主権の下にある司法の実現に寄与しなければならないこと、(2)法曹が、立法や行政から独立した司法の担い手であることを考えれば、第三者評価機関の法科大学院に対する評価も、行政からの実質的独立性が大切であること、(3)プロセスとしての法曹養成は、単なる高度専門職業人を越えた能力や感受性を育て、憲法や人権の感覚を身に着けさせるものであること、(4)法曹にノーマライゼーションを実現するため、試験に配慮が必要なことなどを強調しました。(会議録

12時、全印刷顧問議員団会議。13時、岡山県建設労働組合の皆さんが建設国保などにつき要請に来られました。

16時のJRで、水戸から東海へ。18時から1時間半、茨城県会議員の海野隆さんの集会に参加。20分ほど、激励の挨拶。明日が県議選の告示で、ここは3議席を有力4候補で争う激戦区となっており、大盛況でした。


法務委員会質疑

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