河田英正の主張

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2000/12/19 少しだけクリスマスについて考える

次の日曜日はクリスマスイブです。街にはクリスマスソングが流れ、住宅地にもツリーのイルミネーションが輝いています。2000年前、ユダヤの地にイエスキリストが生まれました。その人は、究極の博愛主義者でした。しかし、時の権力者に危険な人物として若くして処刑されました。そのことは12人の弟子たちによって語り継がれ、新約聖書がうまれました。ココまでは歴史的事実として存在します。この処刑によるよみがえりを信じることができるか否かがキリスト者であるか否かの分かれ道になります。

全世界の人がクリスマスを祝う時、彼の歴史的事実として残していった「功績」に少しでも思いを寄せることがあって良いのではないでしょうか。世界の最も弱い虐げられた人々に光りを当てること、それは人の命を平等に大切にする深い愛を持つことにつながります。

街にうきうきと流れるクリスマスソングにもこれらのメッセージが含まれています。クリスマスの時、耳を傾け、少しだけ考えてみませんか。ジョンレノンのhappy cristmas(war is over)には、端的にキリストの愛が語られて次のように結ばれています。war is over ,if you want it ,war is over,now 人のおろかさ、今なにをしなければならないかを力強く訴えているではありませんか。


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