2011年6月11日 岡山県連 第16回定期大会議案

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第1号議案

活動報告

<2010年度・2011年度上期>

 1.はじめに

 国民による歴史的な政権交代から1年9ヶ月。

 民主党は、「国民の生活が第一。」の政治を具現化し、政権交代の果実を国民が実感できるよう全力を挙げてきました。

 官僚依存から国民主導・政治主導の政治への転換、行政刷新会議での事業仕分けなど国民目線での税金の無駄使いへの切り込み、子ども手当の創設や高校授業料の無償化、診療報酬アップなど、「箱モノ」から「ひと」を大切にした政策の実現や、さまざまな改革を、一歩一歩粘り強く進めてきました。

 しかし、頑強な古い政治の勢力や仕組み、苦しい財政状況などの現実を前に、極めて厳しい政権運営を余儀なくされてきたことも事実です。

 国民の期待に十分応えられていない現状を直視し、まだまだ力量が足りないとの批判も真摯に受け止めなくてはなりません。

 私たち民主党岡山県連においては、新しい代表の下で、組織の基盤強化や拡大に努めてきました。

 また、地域からの声を政策に反映させるための活動や、党への理解や信頼を深める活動、広報宣伝活動などにも精力的に取り組んできました。

 以下、これまでの主な活動を振り返ります。

2.参議院選挙

 第22回参議院選挙は、政権の安定をめざし、「元気な日本を復活させる」という訴えのもとで戦いましたが、全国的には、改選議席を大幅に下回る44議席という敗北の結果に終わりました。

 そういった中にあって、岡山県選挙区においては、江田五月氏が参議院議長として、また、政権交代後与党として初めての選挙に臨み、逆風の中にあっても、47万4千余票を獲得し、見事3選を果たしました。

 また、比例選挙区において初当選した難波奨二(JP労組)氏は、本県出身ということあって県連の所属議員となりました。

<選挙結果>

岡山県選挙区得票数   投票率:56 . 97%

当 474 , 280票

江田 五月

現職

民主(国民新推薦)

325 , 143票

山田 美香

新人

自民(たちあがれ推薦)

65 , 298票

垣内 雄一

新人

共産

 
3.自治体選挙

 (1) 自治体首長選挙
 昨年4月に行われた浅口市長選挙では、県連の前常任幹事(元幹事長)である姫井成氏が立候補し、県連として全面的に支援を行ったものの当選を果たせませんでした。

 また、9月に行われた井原市長選挙も、木口京子氏を推薦して取り組んだものの落選という結果に終わりました。

 (2) 市町村議会議員選挙
 昨年4月に行われた久米南町議会議員選挙においては、3区総支部幹事の磯山守氏を公認して戦った結果、見事トップ当選を果たしました。

 また、本年2月に行われた和気町議会議員選挙については、安部政敏氏、山本泰正氏の両名を推薦して取り組んだ結果、両名の当選を果たし、民主党推薦議席を1つ増やすことができました。

 (3) 統一自治体選挙
 本年4月に行われた、岡山県議会議員選挙と、政令市となって初めての岡山市議会議員選挙を含む、統一自治体選挙は非常に重要な選挙であり、その結果等については、別添のとおり総括しています。

 ※ <別紙>のとおり

4.地域主権の取り組み

 「地域主権委員会」を中心に、継続的に県内の自治体や各種団体等からの陳情や要望を、効率的・効果的に党や政府に伝えました。

 また、昨年11月には6日間の日程で、前年に引き続き、各種団体との意見交換会を開催しました。

 その中で、前回を上回る数多くの団体の参加や、様々なご意見・ご要望をいただきましたが、その内容のうち国に関わるものについては、速やかに党や政府に伝えるとともに、県に関するものについては、県議会での質問等に反映するなど、要望や政策の実現に、積極的に取り組みました。

 さらに、県内の畜産現場や、職業訓練の現場、児童福祉の現場などを訪問し、現場の実態把握にも努めました。

5.組織拡大への取り組み

 (1) 党員・サポーターの拡大
 党員・サポーターの拡大については、5000人という目標には、わずかながら達しませんでしたが、前年の約4000人から2割増加の、約4800人となりました。

 (2) 広報活動
 県連ホームページについては、大幅な内容の充実・強化を図るとともに、頻繁な更新や、わかりやすい情報提供などにも留意しつつ、積極的な情報発信を行っています。

 また、統一自治体選挙に先駆けて、「ローカルマニフェスト」を作成し、県内各地へ幅広く配布するなど、県連レベルでの政策の周知に努めました。

 (3) 街宣活動
 毎週月曜日朝の「おはよう730」を継続的に実施するとともに、各総支部においても、精力的に街頭宣伝活動を行いました。

 (4) 民主党掲示板
 統一自治体選挙の実施と相まって、各総支部において設置数が拡大したことから、民主党の認知度は向上しました。

 (5) その他
 党の政策や理念を周知し、住民の政治に関する参加や関心を高めるため、次代 を担うリーダーを発掘するための政治スクール「岡山政治学校『民主堂』」を、6回にわたり開催しました。

6.各種団体との連携強化

 最大の友好支援団体である連合岡山とは、定期協議の開催や、政策協議の場の定期的な設置、事務局担当者会議等の開催などにより、緊密な関係の保持に努めています。

 また、その他の友好団体とも、引き続き連携を強化するとともに、新たな団体等との幅広い連携や、友好な関係の構築に努めています。

7.その他の取り組み

 (1) 財務基盤の強化等
 自主財源確保や、県内各地の方々と交流するための催しとしての政治資金パーティ「民主党おかやま新春のつどい」を、1月に開催いたしました。

 (2) 東日本大震災に関する支援等
 被災者支援のための募金活動の実施や、救援物資の受付、被災地でのボランティア活動の実施などについて、県連及び各総支部単位で、積極的に取り組んでいます。

 (3) その他
 全国自治体議員政策懇談会への積極的な参加や、全国自治体議員フォーラムでの先進事例発表など、他県連のモデルとなる取り組みを行っています。

 


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