大亀幸雄 50年の足跡

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談 話

 私は熟慮のうえ、政治活動の第一線から引退することにしました。

第一は、健康のことを考えたからです。

 大腸癌の手術を2回、狭心症による冠動脈形成術(PTCA)、さらに糖尿病の持病もあり、このさい健康を大切にしたいと考えました。

第二は、戦後50年の節目が引退の時機と考えたからです。

 私が政治活動に参加したのは1946年(昭和21年)ですので、今年で政治生活50年になります。その間に社会党県本部書記長を15年、岡山社民連書記長を18年、日本新党岡山幹事長、新進党岡山副幹事長と、約35年間、責任あるポストで政治活動に参加してきました。

 戦後50年の節目のこの機会に、第一線から引退し、一切の役職を辞任することにしました。

 今後の政治活動については、この1、2年は政界再編成の嵐が吹きまくると思いますので、「新しい政治・新しい政党とは何か」をたえず考えながら、一市民として、気楽に、自由に、参加したいと思います。ありがとうございました。


 平成7年8月

                         大 亀 幸 雄


引退談話

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