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98年7月参議院岡山選挙区
政治生命をかけてたたかう

――江田五月、正式に立候補表明――

10月29日午前、江田五月は岡山県庁内で記者会見し、来年7月の参議院選挙に岡山選挙区(定数2)から、無所属県民党の立場で立候補することを正式に表明しました。

ちょうど1年前の10月27日に県知事選に敗北(43万5984票、5,712票、0.6%差)して以来、12月5日には事務所をもとの南中央町に移転し、同時に法律事務所を開設。今年4月26日には、岡山プラザホテルで、田中秀征氏(元経済企画庁長官)とウォルフレン氏(オランダ人ジャーナリスト)をゲストに迎えてシンポジウム&パーティを行い(みなさんのおかげで大盛況)、そこで政治家としての「再出発宣言」を出しました。

そして7月22日には江田五月会拡大幹事会を開いて今後の活動方針について議論をしていただきましたが、まだその頃は具体的な進路は確定していませんでした。

8月の後半から9月にかけて、自民党内の権力抗争、市民常識に反する橋本内閣改造、野党の混迷などから来年7月の参議院選挙が日本の政治の将来にとってきわめて重要であるとの認識が高まり、9月後半には参院選立候補の真剣な検討が始まりました。

9月末頃には本人の意志も固まり、10月12日から27日までの間に、県下12カ所で五月会を開いていただいて、お一人お一人から率直な意見をききました。知事選や衆院選に出るべきとのご意見もありましたが、最終的には10月28日夜7時から岡山市労金ビルで開かれた拡大幹事会で「本人一任」が承認され、29日の記者会見になりました。

無所属県民党の立場で
原点にもどって再出発する

今回の参議院選挙は、昨年の県知事選挙とは様変わりで、現段階では政党・団体の推薦が、ボタンのかけ違いなどもあって、ほとんど期待できません。そのため岡山全県の選挙を、江田五月会だけでたたかわなければならないという容易ならぬ選挙になりました(来年の参議院選挙は6月27日公示、7月12日投票日の予定)。

10月29日の記者会見で「原点とは何か」と質問されて、「市民政治です」と江田五月は答えました。政党や組織に頼らず、一人一人の市民のみなさんと直接つながって政治をつくっていくことが江田五月の原点です。選挙のやり方については、ゼロからの出発で「地域参加型市民選挙」に徹する、と江田五月は説明しました。五月会のみなさんにはたいへんなお願いになりますが、岡山県下78市町村の462小学校区単位で五月会をつくっていくことを目標にしたいと思います。

江田五月にとっては今回はまさに背水の陣の決断で、政治生命をかけたたたかいになりました。みなさんの江田五月会の後援会活動(政治活動)への積極的なご参加とご協力を心からお願いいたします。


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なぜ参議院なのか (討議資料)

政治も経済も社会も戦後最大の行きづまり。そこに有権者の未曾有の政治不信。このまま夏の参議院選挙を迎えると、未来は真っ暗です。待ったなし、有権者の怒りを代弁し、新しい政治勢力をめざす動きを、今、ここで始めないと……と、せっぱつまった思いで、政治生命をかけて決断しました。

98年7月参議院選挙の重要性

景気対策や行財政改革で自民党政治が行きづまっているのに、野党は混迷の極みで、政権交代の声もない。今こそ、この参議院選で、党派を乗り越えた新しい政治勢力をつくり、有権者のみなさんの期待にこたえる政治を実現したい。

「おかやま県民党」体制をつくる

昨年の県知事選で「おかやま県民党」は、絶頂期の自民党と互角のたたかいをした。県知事選の43万6千票を大切にし、これを定着させ、発展させていくことが江田五月の最大の使命。知事選後初めての全県選挙で「県民党体制」をつくりたい。

「市民政治」の原点にもどって再出発する

江田五月の原点は「市民政治」。政党や組織に頼らず、草の根庶民の連帯で、「県民が主役」の民主主義を実現したい。「地域参加型市民選挙」に徹して、わがふるさと岡山県の有権者のみなさんに江田五月の政治生命を託したい。

江田五月は何をめざすのか

参議院から政治の理想を追い求める

21世紀の日本の大方針をつくる

岡山の江田、日本の江田、世界の江田をめざす

(think globally, act locally(地球的視野で考え、地域で行動する)を実践します。)


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