2013年1月26日 17:20〜放送

戻るホーム2013目次前へ次へ


RSKイブニングニュース「国会報告」 (聞き手:米澤秀敏さん)


○国会報告です。今週は民主党の江田五月さんです。こんばんは。

こんばんは。

○よろしくお願いいたします。さて、先の衆院選を受けまして民主党は大きく立場が変わりました。

ほんとに色々ありました。大惨敗でしたね。久しぶりで、半年ぶりなんですね。前にお目にかかった時には、社会保障と税の一体改革の話をしましたが、社会保障も財政も待った無しだというので、民主党と自民党と公明党と国会の中で責任ある立場にいる政党が合意をしてこれは成立させました。その経過で民主党から飛び出す人が出たりして、大変な半年だったですが、そういう状況を受けて総選挙になりました。総選挙は消費税増税が批判されたというよりも、民主党の足並みが大きく乱れた、これを国民の皆さんに、そんなことじゃダメだと言われたんだと思うんですね。しかし、乱した方が良いかというと、これもほんとに無茶苦茶の結果ですからだから、やっぱり足並みをしっかりと固めて、民主党をこれからちゃんと立て直して、そして、もう一度政権交代という道へ着実に進んでいくのが今の課題だと思っています。

○自民党安倍政権はですね 矢継ぎ早にそれこそ政策を打ち出してきまして、景気も少し上向くのかなといった感じもありますがどう対応されていきますか。

景気はある程度上向くという期待感が、あると思います あの政策でね。ただし、私たち無理して消費税上げさせていただいたけど、その消費税を上げた分が、例えば、私たちが政権を取っていれば社会保障であるとかあるいは環境問題であるとかそういうことにちゃんと使っていくんですけれども、これが今自民党で、とりあえず景気を上げるためにというんで、公共事業とかにバーとこう増やす。そういう方向に行こうとしてるんで、景気を良くすることに反対はできない、しかしほんとにそれで日本の立て直しができるのかというとね やはり疑問なんですよね。そこは難しいところで、一時、今の金融政策、財政出動で景気を何とか維持していく。この時間を稼いで、その間にどういう全体の産業政策であるとか社会政策であるとかそういうものを取ってこの国を立て直すか。これが今重要なところなんだと思います。民主党の責任は重大だと思ってますよ。

○それこそ民主党がしてきたことの大きく方向転換というようなことも見られますよね。

3年3か月の間に、例えば子ども子育て支援であるとか高校授業料のこととか、農業の直接支払であるとか、色んなことで種を蒔いているんです。その種がこれから芽を出そうという時に、今の安倍政権にほじくり返してポイと捨てられては、たまったもんじゃないんで。だから改革を前に進めことが大切で、バックギヤに入れちゃいけないという思いは強いですね。

○そのあたりはおそらく夏の参議院選挙が控えていますが、しっかりと対応していくことになりますか?

岡山県で見ても全国的に見ても、参議院選挙の対応はずいぶん民主党は遅れています。だけど今言ったようなことがあるから、景気が良くなる期待感は大切にしながら、しかしその先に作るのはこういう事じゃなきゃいけないという点をね、民主党は参議院選挙でしかっり示していかなきゃいけないんです。岡山県でも候補者を今探しているところなんですが、もう一つ大切なのは、やはり民主党は民主党、その他の野党はその他の野党で、お互いにバトルというんじゃ、これは自民党にしてやられるだけだから、その協力をどう作るか、これも大切なんでね。そこはしっかり汗をかいていきたいと思っています。

○岡山での野党の協力はできますか?

一生懸命汗をかきます。これは頑張ってみるとしか言いようがありません。

○どうもありがとうございました。


2013年1月26日 RSK-TV国会報告

戻るホーム2013目次前へ次へ