2012年1月21日 17:20〜放送

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RSKイブニングニュース「国会報告」 (聞き手:米澤秀敏さん)


○今週は江田さんです。こんばんは。

こんばんは。よろしくお願いします。

○江田さんは、実は新年早々モンゴルを訪問されたということですね。

今、寒いですけどね、モンゴルはマイナス30度、厳寒でね。1月の2日から6日まで行ってきました。実は私は参議院の議員連盟の会長なんですよ。それが今まで行ったことがないんで、これはもう恥ずかしい話ですが。

行って来てね、びっくりしました。モンゴルというのは移動式住宅の遊牧民の国だとみんな思っているけど、そうじゃなくて、今もう成長期にまさに入ってきたんですね。地下資源は豊富ですし。モンゴルの皆さんは、ロシアに飲み込まれるのも、中国に飲み込まれるのも、嫌だと。日本は国境こそ接していないけれども、第三の隣の国なんだから、ぜひ来て、モンゴルのこれからの発展を助けてくれと言っているのにね、どうも日本のほうが、こう内向き内向きで、外へ出て行っても良いことないんじゃないかと。TPPの議論なんかもそういう気味があるんですよね。もっと日本は、以前は世界へどんどん出て行っていたんだから、そういうことをやらなきゃいかんと、モンゴルへ行って痛感してきました。

○なるほど。世界的な視野で見ますと、世界各国で今年はトップがかわるかもしれない。そういう激動の年の中で、では日本はどうかということになりますよね。

今ね、世界に視野を広げるということを言ったんですが。実は去年は、あの大震災で、私たちのこの目で見える、手で触れる我々の繁栄、これに大きな落とし穴があることを、思い知らされたわけですよ、大変な犠牲が出てね。

今年はどうかというと、実は目で見えない、手で触れない、しかし私たちの生活の大事な基本的なインフラ、これが国の財政であったり、それから社会保障であったり、ここに実は大きな落とし穴があいてるんです。それは皆わかっているんですね。これにどーんと落ちて、ヨーロッパのギリシャとかああいうことになる前に、そうなったんじゃ万事休すですから、そうなる前にこれを乗り越えることができるかどうか、これが「社会保障と税の一体改革」なんですね。これをぜひやらなきゃいかん。これは今までの政治の先送りのつけが、こういうものを今、落とし穴を作ってきているわけですから。だからやっぱり政権交代の民主党が、もちろん野党の手助けもいただいて、国民の皆さんに、さあひとつみんなで、それぞれ重荷を背負いながら、つらいことだけどここを乗り越えようと、これをやれるかどうかの年なんですね。

○実は民主党そんなこと言ってなかったんじゃないか、というような批判もある中でね、増税路線というのを歩もうとしていらっしゃいますが。

増税も、もちろんいろんな手当はしますから。そこは本当に困る人に困ったことにならんようにするので、やらしてほしい。もし本当に壁に突き当たったら、それは私やっぱりね、国民の皆さんどうですか、というそういう選択もお願いをしなきゃならん時、つまり選挙ですね。これはありうると思いますね。

○ということは、もうその準備ということも考えながら、今年は政権を運営していくということになるわけですね。

準備と言いますか、それを恐れずに、国民の皆さんに、これは野党が今のようなああいう態度ですから、壁に突き当たるんだけど、壁に突き当たる時に、もちろんいろんな手は講じますよ、お願いするところはちゃんとお願いをし。だけどもうここは逃げるわけにはいかないんですから、だから思い切って、もう覚悟を決めて、前へ進むと。微動だにせずにと。これは大切になると思いますね。

○確かに逃げ腰だと日本がますます弱くなっていく、そういうことはありますよね。

逃げ腰だと、民主党政権も足下見透かされるし、国民みんなも、一緒になってこの危機を乗り越えるというチャンスを逃してしまうわけですよ。ということは、もしギリシャみたいになったら、世界に対する影響は大きいですからね。大事な年です。

○はい、どうもありがとうございました。


2012年1月21日 RSK-TV国会報告

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