2009年1月16日

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第49回交通安全国民運動中央大会本会議
江田参議院議長祝辞

平成21年1月16日
於 日比谷公会堂

 参議院議長の江田五月でございます。

 常陸宮同妃両殿下のご臨席のもと、第49回交通安全国民運動中央大会が盛大に開催されましたことを、心よりお喜び申し上げます。

 悲惨な交通事故を防ぎ、交通を安全なものにしていくことは、すべての国民の願いです。

 交通事故の最近の状況を見ると、発生件数は4年連続、死者数は8年連続で減少しています。とりわけ死者数は昨年をさらに下回って5,000人台前半となりました。私が三十数年前、裁判官として事件を扱っていたころは、年間死者数は1万数千件で、交通戦争と言われ、交通3悪追放が叫ばれていました。当時と比べると隔世の観があります。財団法人全日本交通安全協会をはじめ、各地域で交通安全運動に取り組んでおられる多くの方々のご努力に、深く敬意を表します。

 とはいえ、残念ながら、いまだに毎日約2,000件の交通事故が発生し、2,500人もの死傷者が出ているのも事実です。飲酒運転も減少傾向にあるものの、痛ましい事故が絶えず、撲滅に向けてさらに啓発と取り締まりを強化していく必要があります。ドライバーの自覚が最も大切ですが、交通安全の指導に当たられている方々をはじめ、警察や教育関係の方々には、なお一層のお力添えをいただくよう、お願いいたします。

 結びに、交通安全に貢献され、本日、栄えある表彰を受けられる皆さんに心よりお祝いを申し上げるとともに、この大会を契機に、わが国が世界で最も安全な交通を実現するよう期待して、祝辞といたします。


2009年1月16日

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