2000/02/01

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国会の異常事態 真の争点は何か

定数問題は、ガラス細工の自自公連立をつなぎ止める政治の仕掛けで、だだをこねる小沢さんをなだめるため、敵を外に求めているにすぎません。だから必要もないのに、冒頭処理に固執するのです。

あやしげな連立で多数派を形成し、あとは数を頼んで好き放題という政治のやり方にどう立ち向かうかと言うことが第一。民主主義の問題です。

次は、言うまでもなくさまざまな政策課題。とりわけ、来年度予算です。ばらまき、赤字予算の最たるものを許すのかということ。

その一つは、景気回復と財政再建のかね合い。政府は、二者択一で二兎を追うものは一兎をも得ずだといいますが、私たちは、経済と財政を重ね合わせ、一括した構造改革でなければどちらも達成出来ず、あぶはち取らずになると考えています。だからこの予算では、景気回復も出来ず、将来に大赤字を残すのみだと主張しているのです。

二つは、それではどういう予算を組むのかということです。無駄な大型公共工事を止めて、IT革命、介護の整備、ベンチャー支援など、構造改革につながる支出で赤字垂れ流しでない景気対策で臨めということです。

それ以外にも、審議会に丸投げの「教育改革」、ペイオフ延期に象徴される何でも先送り、対米追随しか知らない外交政策など、課題はたくさんあります。詳しくは、民主党のHPをご覧下さい。

重要な時です。ぜひ、ご支援下さい。


2000/02/01

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