2001/07/09

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帰国しました

大橋 巨泉


6月26日の出馬会見以降、一度で良いから帰国して、直接国民にメッセージを送ってもらいたい、という要請を数多くいただきました。日程調整に時間がかかりましたが、ようやく、この皆さんの声に応えることできました。12日以降は全国各地で街頭演説を行い、皆さんに直接訴えていきたいと思います。
(7月9日15:00 成田空港にて会見)


 沢山の方から寄せられるメールにはげまされて立候補したようなボクですから、このホームページを開いてからのメールも、拝読させていただいています。そして圧倒的に多い「帰国して欲しい」の声にお答えします。

 日本時間の7月9日に帰国します。菅直人幹事長からの出馬要請をお断わりした最大の理由は、七月中旬にはカナダでの仕事が沢山決まっていて帰国できないから、でした。しかし菅さんは、「一貫している大橋さんの主張は、すでに多くの有権者に理解されている」から是非にとのことでした。「あとはわれわれがやります」の約束と、皆さんからのメールに感動して出馬を決心しました。ボクには「この異常な小泉フィーバーの熱をさます捨て石になれるのなら、たとえ落選しても手を挙げるべきだ」という信念がありましたから、それでも良いと思っていました。

 その気が変ったのは、石原慎太郎都知事の「外国に居て立候補するのは選挙に対する冒涜」という批判に応えたからではありません。あれは単なる自民党への応援です。森政権時代は「オレは自民党を辞めたんだ」を強調していた人物が、小泉人気で急に自民党候補にエールを送るなど、典型的な日和見主義者ですから気にも止めません。第一ボクは、白い手袋をして、つくり笑顔で票欲しさにミーハーおばさんと握手して廻ることが選挙だなどとツユほども考えていませんから。本当の選挙は、日頃の言動を冷静に有権者に判断してもらうことだと信じています。

 ボクを帰国させるのは、ボクの出馬に賛同してくれた人々の声です。この人達は、ボクを当選させたい一心でそう言ってくれています。「たった一日でも良い、肉声で訴えて欲しい」「OKギフトの二百人の生活も大事だろうが、一億二千万のことも考えて欲しい」など、いずれもボクの心を動かすに十分な声でした。そのため、半年も前から決まっていたコミットメントを延期や中止して下さったカナダの皆さんに、厚く御礼申し上げます。

 こうなったら、そうした方達のためにも、精一杯戦います。つい先日まで、落選しても良いと思っていましたが、今は当選して石原さんに「あんな事言わなきゃ良かった」と言わせてやります。何故小泉内閣ではいけないのか、ナマの声で訴えてゆくつもりですので、よろしくサポートをお願いします。


2001/07/09

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