江田五月活動日誌 2007年3月 >>日程表 ホーム総目次3月目次前へ次へ

3月7日(水) 法務(被害者、死因、ゲートキーパー)、合同会議、放送人講演、岡村さん、真珠会、平岡さん

今日は8時から1時間強、法務部門会議に出席。定例の議事の後、裁判所職員定員法と執行官法の各改正案につき、担当の高山智司さんと私が報告し、了承されました。その後、「犯罪被害者の権利利益の保護を図るための刑事訴訟法の一部を改正する法律案」につき、全国犯罪被害者の会「あすの会」の岡村勲代表幹事らと、次いで法制審議会の椎橋隆幸教授から、それぞれ意見を聞きました。被害者側の思いも切実です。

9時過ぎから1時間、法務部門会議の死因究明制度小委員会に出席。民主党が検討している3法案をNCに議員立法として登録したことが報告された後、医療ADRにつき和田仁孝教授から、対話自治型の裁判外紛争処理システム(ADR)の制度設計につきヒアリング。裁判下請け型でなく、注目に値します。

11時から、内閣・法務合同部門会議に出席。「犯罪による収益の移転防止に関する法律案」につき、平岡秀夫さんの問題提起を受けて議論しました。いわゆるゲートキーパー法案で、法務部門は弁護士密告制度と捉えて強く批判してきましたが、弁護士に対する直接の義務付けはずいぶん薄められたため、ちょっと気が抜けた感じになりました。しかし、よく検討してみると、対象事業者の範囲が広すぎたり義務の範囲が不明確であったり、疑問点が多くあるようで、関連団体からのヒアリングなどで法案を精査することになりました。

死因究明制度小委員会 内閣・法務部門合同会議

12時から、国対・理事合同会議。衆議院での予算可決の経過が報告され、参議院での取り組み方を協議しました。民主党としては、他の野党との連絡や協議に遺漏があってはなりません。

14時過ぎに議員会館を発ち、14時半から1時間半強、放送人政治懇話会で講演。テレビやラジオでご活躍中のジャーナリストの皆さんの会で、完全オフレコです。まず1時間、参院選に臨む民主党の方針につき説明し、質問を受けました。ちょうど吉見義明教授の従軍慰安婦問題についての講演と重なり、聞き損ないました。

17時から40分ほど、あすの会の岡村代表らが来室され、犯罪被害者の立場につき説明を聞きました。犯罪被害者給付金支給法による被害者補償額を諸外国と比較すると、例えば国民1人あたりの負担額では、米英仏独中最も低いアメリカの179円に対し、日本はわずか8円71銭で、被害者の置かれた立場の違いは明らかです。

18時から、真珠会の夕食懇談会に出席。大学大枠同期の仲間の会で、著名人も含め20人強が出席しました。私が最初に発言を求められ、都知事選の浅野史郎さん立候補の経過など、最近の政治の動きや参院選に向けた決意などを解説し、中座。19時から、遅れて「平岡秀夫君を励ます会」に出席し、挨拶。


放送人政治懇話会で講演 平岡秀夫さんを励ます会で

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