河田英正の主張

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2002/07/21 サラ金広告、マスメディアの責任

破産宣告申し立てが20万件になろうとしている異常な事態が、さしてニュースにならない。一方でサラ金広告はテレビで流れ続けている。

19日、20日と京都で日弁連の夏期消費者セミナーがあった。14回目を迎えた恒例の中坊先生の経営する旅館での集まりである。今年は、電通の人などを迎えて広告問題がテーマであった。サラ金のコマーシャルは商品種別の出稿量でみると2001年は3位である。前年度5位で、他の商品の出稿量が減少しているなか飛躍的な伸びを示している。

利息制限法に反する利息をとり、社会的問題発生の原因となっているサラ金業界がマスコミのなかで大量に宣伝を流している。ニュース番組のように信頼性の高い番組の中でも流されている。こともあろうに競馬番組と一緒に流れたりもしている。借金をすることがあたかもかっこいいような雰囲気を作り上げている。小さい子どもたちがいくつものサラ金のコマーシャルを歌い分けている姿をみることがある。こんな広告は許してはならない。どうすれば止めることができるか。広告業界、マスメディアの社会的責任が問われる。


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