河田英正の主張

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2000/11/10 カルト被害の救済と根絶

世紀末を迎え、社会全体が不安感に覆われているかのような事件をいくつも経験します。オウム真理教、統一協会の深刻な被害を経験しながら、その救済と被害予防にはほとんど何も手をつけられないでいるのが現状です。

今年、9月14日広島高等裁判所岡山支部で、いわゆる青春を返せ裁判において違法な伝道活動と教化活動が人権侵害にあたるとし、損害賠償請求を認めるという日本で初めての判断がなされました(世界でも3例目といっってよい)。平成元年からずっと戦ってきて、やっと成果をえた裁判でした。

ヨーロッパ各国でも政府・議会が真剣にカルト対策に乗り出しているなか、我が国のこれからの政策にもおおきな影響を及ぼすことになっていくのではないかとおもっています。

この裁判の成果を多くの人の財産とすべく、「カルト被害の救済と根絶にむけて」と題してパネルディスカッションが開かれます。是非、参加してください。

11月12日(日)午後1時30分
岡山市福祉文化会館(小橋町)

パネリスト
  河田英正(青春を返せ裁判弁護団長)
  大神周一(東京違法伝道訴訟代理人)
  高山正治(牧師)


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