河田英正の主張

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2000/11/08 大統領選挙の裏側

ワシントンDCでは、多くの法律事務所がロビー活動に関わっています。政策形成、法案作成作業など様々な分野に法律事務所が役割を果たしています。共和党政権か民主党政権かは事務所の経営上からも重大な関心事なのです。私が、訪問した法律事務所は共和党時代の民主党系事務所でした。「今は我慢の時」といわれていましたが、日本における私の事務所などは民主党がどうなっても全く影響をうけません。

「自動車はどんなスピードで走っても危険である」と主張し、自動車産業全盛期に製造物責任を追及したラルフネーダーが緑の党から立候補しています。得票率わずか3パーセント程度ですが、本来ゴアにいくべき票であるはずなので、ゴアにとっては影響は大きかったと思われます。この人の事務所にも行ったことがあります。消費者運動の神様といわれた人で、私も大きな影響を受けた人です。今回の立候補に、あのストイックなまなざしと志は今も健全だったのかと驚かされました。


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